ラロッシュポゼやビオデルマの比較 大人気“水クレンジング”の成分や使い心地を比べてみました

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さまざまなタイプのクレンジングが出ている中、今話題になっている「水クレンジング」
でも、「水でメイクが落ちるってどういうこと?本当に落ちるの?」と疑問に思う人もいるでしょう。

今回は、水クレンジングのメイクを落とす仕組みと、その使い心地をお伝えします。

 

  

水クレンジングって?

水クレンジングとは、ローション含ませたをコットンで拭き取るように落とす“クレンジング剤”です。
成分に「水分」が多いことから「水クレンジング」と言われ、“リキッドタイプ”のクレンジングに分類されます。

メイクを落とす仕組みは、水クレンジングに含まれる「界面活性剤」の洗浄力。
一般的なクレンジング剤が「油分」と「界面活性剤」の2つの力でメイクを落とすのに対し、水クレンジングは油分が少ない(もしくは含まない)ものが多いので、「界面活性剤」の力を使ってメイクを落としているのです。

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「界面活性剤」と聞くと肌に悪いイメージがあるかもしれませんが、その種類は数千にもおよび、すべての界面活性剤が肌への刺激が強いわけではありません。
界面活性剤だからとすぐに拒否をしてしまうのではなく、種類・配合量・配合数などから、総合的に検討しましょう。

クレンジングの1番の目的は“メイクを落とすこと”です。メイクの濃さに合わせ、しっかりと落としきってくれるクレンジングを選んでくださいね。

  

水クレンジング人気ブランド3選
実際に使って比べてみました!

さまざまなメーカーから水クレンジングが発売されていますが、中でも人気が高い商品がこちらの3種類です。

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〈左〉サンシビオ H2O D/ビオデルマ
〈中〉クレンジングウォーター/ラロッシュポゼ
〈右〉ビフェスタ うる落ち水クレンジング/マンダム

   

ビフェスタ うる落ち水クレンジング

まず、雑誌などメディアで続々ランクインしている「ビフェスタ うる落ち水クレンジング」
こちらの人気の理由を探ります!

imageビフェスタ うる落ち水クレンジング

 

うる落ち水クレンジングの特長

目的:肌のうるおいを守りながらメイクもくすみもスルンと落とす、拭き取りタイプのクレンジング。

・100%オイルフリー
・洗い流し不要、ダブル洗顔不要
・メイク油とのなじみが良い化粧水由来の保湿性洗浄成分がメイク汚れを素早くキャッチして、包みこむように落とします。まるで化粧水でクレンジングしているような使い心地。

 

総合評価 3.5 ★★★☆☆

香りや刺激はありません。拭き取り後の肌も、つっぱったり乾くような感じはほとんどなく、何かひと膜残ります。
これが人気の理由のひとつである“うるおい残り”なのでしょうが、私は少し不自然さを感じ、何となく化粧品が残っている気がしたので水で洗い流しました。image

クレンジング力は可もなく不可もなく。ベースメイクやアイメイクはしっかりと落としてくれます。
ただし、ウォータープルーフマスカラは全然落ちないので、ポイントメイクリムーバーが必須ですね。

落とし過ぎて肌が乾燥してしまうのはちょっと・・・という人にオススメです!ドラッグストアコスメ・プチプラという点からも手にしやすい一品でしょう。

   

ビオデルマとラロッシュポゼを比較!

敏感肌用の水クレンジングとして人気の高い「ビオデルマ」と「ラロッシュポゼ」。
どっちを買おうか迷う人も多いのではないでしょうか。

今回はこの2点を比較し、より敏感肌・乾燥肌にオススメしたい1本を決定しました。

  

imageサンシビオ H2O D

ビオデルマの特長

目的:敏感肌のデリケートさをいたわりながらメイクを落とす、拭き取りタイプのクレンジングウォーター。

・オイル、香料、着色料、アルコール、防腐剤、すべてフリー
・弱酸性
・洗い流し不要。
・ウォータープルーフメイクも落とします。
・世界中で2秒に1本売れている大ヒット製品。
・皮膚科学に基づいて作られた初めての“ミセルウォーター”。ミセルの構成成分、皮膚の細胞膜のリン脂質に類似した脂肪酸エステルが、ハイドロリピディックフィルム(皮脂膜)の生成を促します。

  

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クレンジングウォーター

ラ・ロッシュ・ポゼの特長

目的:敏敏感肌に大切な肌のバリア機能を考えて開発された、拭き取りタイプのメイク落とし。

・パラベン、オイル、アルコール、すべてフリー
・皮膚科学的テスト、アレルギーテスト、ノンコメドジェニックテスト、すべて済
・洗い流し不要
・フランスの湧き水“ターマルウォーター”を使用。人の肌に近いpHで、肌に優しいのが特長です。

 

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(※メイクをした状態で半分をサンシビオ、もう半分にラロッシュポゼと、同じ条件でクレンジングをしました。)   

使用感の違い

使い心地はどちらも似ていて、本当に「水」のよう。とろみや硬さ、刺激など感じません。ビオデルマは無香なのに対し、ラロッシュポゼの方はつけた時フワッと香りますが、爽やかな香りなので気になりませんね。

使用感の違いはほとんどなく、気付いたのは香りのあるなしくらいでした。どちらも敏感肌が使える商品だと思います。

  

肌のうるおい感の違い

使用後の肌はどちらもサラサラ。ですが、つっぱり感などもありません。少しラロッシュポゼの方が、水分の蒸発するような感じがありますが、仕上がりの違いはほとんどありませんでした。

どちらも洗い流し不要ですが、なんとなく成分が肌に残っている感じがしたため、洗い流しました。(※洗顔料による洗顔はしていません。)

  

メイク落ちの違い

比べると一目瞭然、ビオデルマの方がしっかり取れていますので、クレンジング力はビオデルマの方が高いようです。

ただ、どちらもウォータープルーフマスカラはほとんど落とすことは出来ず残ったまま。ポイントメイクリムーバーはやはり必須です。

  

・・ということで、
オススメしたい1本は

\ ビオデルマ /に決定!

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水クレンジングの比較まとめ

今回試したものはすべて拭き取りタイプだったので、コットンとクレンジングがあれば、洗面台まで行かなくてもリビングやソファの上などお好きな場所で気軽にメイク落としができます。
ついつい疲れて寝てしまうという日も、これなら何とかメイクを落とすことができるのはないでしょうか?

無刺激でうるおい高い水クレンジング、ぜひ一度お試しくださいね!

 

〈掲載商品一覧〉

imageビフェスタ うる落ち水クレンジング
300ml/オープン価格
マンダム/ドラッグストア
→ビフェスタ公式サイト

 

imageサンシビオ H2O D
100mL/1,320円(税込)
ビオデルマ/専門店舗・ドラッグストア
→ビオデルマ公式サイト

 

imageクレンジングウォーター
200mL/2,860円(税込)
ラロッシュポゼ/公式オンラインショップ
→ラロッシュポゼ公式サイト

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