収れん化粧水とは?敏感肌・乾燥肌におすすめな収れん化粧水の選び方&使い方

「“収れん化粧水”って、聞いたことはあっても、詳しい使い方や効果が分からない・・」
そう思っている人も多いでしょう。

収れん化粧水は、特に夏、その効果を知っておくべきアイテムのひとつ。
今回は、そんな収れん化粧水の特徴や効果についてお話します。

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※美白:メラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぐこと
※透明感:うるおいによる
※くすみ:乾燥による肌印象
※エイジングケア:年齢応じたケア

 

収れん化粧水とは

「収れん=引き締める」という意味があり、毛穴や肌の収れん作用を持った化粧水のことを言います。

収れん化粧水以外にも、
・引き締め化粧水
・トーニングローション
・タイトニングローション
・アストリンゼントローション
など、さまざまな呼び方があります。

 

普通の化粧水との違いは

多くの化粧水は「肌を保湿し、キメを整える役割」を主としています。

一方、収れん化粧水には、うるおい効果だけでなく、「瞬時に肌を引きしめ、皮脂をコントロール」や「肌をひんやり気持ちよく整える」効果があります。

キュッと肌を引き締め、ひんやりとした爽快感をもたらしてくれるため、夏の肌にピッタリの化粧水といえるのです。

 

収れん化粧水の使い方

収れん化粧水は、普通の化粧水とは役割が異なるため、多くは下記のように使用します。

<収れん化粧水の使用手順>

化粧水→乳液→収れん化粧水

①100円玉硬貨大よりやや大きめにコットンにとる。

②手首を使ってリズミカルに弾ませ、肌がひんやりするまでパッティングする。

※毛穴や皮脂浮きなど気になるところは丁寧におこないましょう。
※肌への刺激を抑えるため、コットンが毛羽立ってきたら量を足しましょう。

洗顔後につける化粧水は、水分で肌をやわらかくし、その後のスキンケアの浸透を高めるためのもの。

そのため、収れん化粧水を使う場合も、まずは化粧水で肌を整えましょう。

 

収れん化粧水の選び方

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収れん化粧水は、以下のポイントに注意して選ぶとよいでしょう。

 

①成分

収れん作用のある成分はいくつかあり、商品によって配合されるものが異なります。
また、プラスして保湿作用のあるものや美白成分を配合したものもあるので、気になる肌悩みをケアしてくれる一品を選びましょう。

<収れん化粧水に含まれることが多い成分>

ビタミンC:毛穴や肌を引き締め、肌に水分とハリを与える。
有機酸:毛穴や肌を引き締める。
植物抽出エキス:毛穴や肌を引き締め、肌にうるおいを与える。
アルコール分:毛穴や肌を引き締め、肌に清涼感を与える。

 

②肌に合うか(負担とならないか)

爽やかな使用感が魅力の収れん化粧水ですが、その反面、人によっては成分や使用感が刺激となる場合があります。

また、コットンを使用するため、コットンの摩擦が負担をなる場合も。
乾燥しやすい人や敏感肌の人は、必ずパッチテストをおこなってから使用するようにしましょう。

 

収れん化粧水を使ってみました

収れん化粧水の使い心地や、使うのと使わないのでは仕上がりにどんな差が現れるのか?
確かめるため、実際に試してみました。

 

エリクシールホワイト トーニングローション

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毛穴を引きしめてクリアな肌へ、薬用美白収れん化粧水

#特徴
・余分な皮脂を吸着するパウダーが、ベタつきや化粧くずれを防ぐ。
・美白有効成分「トラネキサム酸」を配合。メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ。
・保湿成分「コラーゲンBG」「角層透明度成分」が美しい肌を支える。

#使用感
保湿メインの化粧水とは全く別物の使用感!!スーッとします。
美白×収れん効果から肌への負担や刺激を心配していましたが、拭き取る時スーッと感はあるもののそれ以上の刺激は感じませんでした。

収れん化粧水を使用しないと保湿感が残りペタペタした仕上がりですが、使用すると肌に残った余分な油分を拭き取られ、サラッとしたまとまりのある仕上がりに。
皮脂吸着パウダーの効果もあるためか、その後すぐにメイクができる肌に準備が整います。

一度の使用では毛穴の変化が見られませんが、使用することで仕上がりに差が出ます。

 

\結論/

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・サラッと肌に仕上がる。メイクのりをアップしメイク崩れも防いでくれるので、特に朝のケアでの使用がおすすめ。

・保湿メインの化粧水とは違う特徴的な使用感。乾燥肌・敏感肌の人は少量の使用から始めること。

・乾燥肌の人は、収れん効果を含め何役も効果がある一品でケアを済ませるのではなく、しっかり保湿のステップを経てから使うこと。

 

収れん化粧水は、夏のベタつきやすい肌をサラッと仕上げてくれるお助けアイテム。

その目的や効果と今の肌悩みが一致する人は、さっそくこの時期から取り入れてみましょう!

※美白:メラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぐこと
※透明感:うるおいによる
※くすみ:乾燥による肌印象
※エイジングケア:年齢応じたケア

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