スキンコンディショナー化粧水の違いを比較 アルビオンやハトムギ化粧水、人気スキコン3種を使い比べてみました

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スキンコンディショナーの中でも人気の高い「ナチュリエ ハトムギ化粧水」、「アルビオン 薬用スキンコンディショナー」、「明色 スキンコンディショナー」

今回は、この3つのスキコンの成分や特長の違いをご紹介。使用感など、さまざまな点から比較していきます。

※以下、「ハトムギ化粧水=ハトムギ」「アルビオン薬用スキンコンディショナー=アルビオン」「明色スキンコンディショナー=明色」と記載。

※「明色 スキンコンディショナー」は販売終了しています。

 

  

人気のスキコン化粧水3ブランドの成分と特長

✔ナチュリエ ハトムギ化粧水 スキンコンディショナー

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ナチュリエ ハトムギ化粧水(スキンコンディショナー)
 500ml/715円(税込)
イミュ/ドラッグストア
→イミュ公式サイト 

プチプラで、大容量!「ハトムギエキス」配合

プチプラで手に入りやすいことから、幅広い世代に人気の「ハトムギ化粧水」。天然植物成分「ハトムギエキス」が配合されており、しっとりしているのにベタつかず、カサつきが気になる部分にするっとなじみます。

 

日焼け後のほてり肌ケアにも

ほてった肌を落ち着かせる効果があるため、日焼け後の肌にはもちろん、シャワーやお風呂あがりにもおすすめ。

 

ニベアクリームとの相性も話題

同じくプチプラで人気アイテムの「ニベア」クリームを混ぜると、エイジングケアにもぴったりなリッチ感を得られると話題に。

 

全成分一覧

水、DPG、BG、グリセリン、ハトムギエキス、グリチルリチン酸2K、(スチレン/アクリレーツ)コポリマー、エタノール、クエン酸、クエン酸Na、メチルパラベン

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✔アルビオン 薬用スキンコンディショナー

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薬用スキンコンディショナー
 110ml/3,850円(税込)
 アルビオン/百貨店

肌のコンディションを整え、心地よく引き締める薬用化粧水

1974年の誕生以来、長年愛され続けているアルビオンのロングセラーアイテム。「スキコンと言ったら、アルビオン!」という人も多いでしょう。一人ひとりの肌に合わせてコンディションを整えてくれるので、季節や年代を問わず使えます。

 

国産ハトムギを使用

成分には、ヨクイニンとして唯一認められた国産ハトムギ「北のはと」を使用。また、「爆砕」という製法で、ハトムギエキスが効率的に抽出されています。

 

しっとりすべすべ肌に

さらに、角層のすみずみまでうるおいを浸透させるため、水と油の両方に浸透する「超微粒子化オイル」を配合。さわやかでありながら、しっとりスベスベ肌に仕上げます。

 

全成分一覧

【有効成分】グリチルリチン酸ジカリウム

【その他の成分】精製水、エタノール、1,3-ブチレングリコール、グルタチオン、ハマメリスエキス、マロニエエキス、ヨクイニンエキス、l-メントール、カラギーナン、セスキオレイン酸ソルビタン、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、無水エタノール、エチルパラベン、プロピルパラベン、メチルパラベン、香料

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✔明色 スキンコンディショナー

明色スキンコンディショナー
200mL/1,045円(税込)
株式会社明色化粧品/ドラッグストア
→明色スキンコンディショナー公式サイト
 

ローズエキス配合、皮脂やテカリのケアに

ハトムギ化粧水やアルビオンのスキコンに続き、じわじわと人気の「明色」スキンコンディショナー。

ヴェルサイユ宮殿の王の菜園「ル・ポタジェ・ド・ロワ」で咲く貴重なローズエキスを配合。皮脂やテカリ・化粧崩れを防ぎ、肌のコンディションを整えます。

 

毛穴を引き締め、健やかな肌に整える

また、「ハマメリスエキス」が毛穴をキュッと引き締め、「バッファ効果(洗顔後の肌を弱酸性に整える効果)」で健やかな素肌へと導きます。

もちろん「ハトムギエキス」配合。ドラッグストアなどで手に入る気軽さも人気の理由です。

 

全成分一覧

水、エタノール、BG、ダマスクバラ花水、クロルヒドロキシAl、ハマメリス葉エキス、カニナバラ果実エキス、ツボクサ葉エキス、ハトムギ種子エキス、ローズマリー葉エキス、ソルビトール、乳酸、乳酸Na、メチルパラベン、エチルパラベン、香料

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人気のスキコン化粧水の使用感を比較

✔ナチュリエ ハトムギ化粧水 スキンコンディショナーの使用感

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■使用順

ハトムギ化粧水→クリームや乳液

■使用感

まろやかでやわらかいテクスチャー。強さやアルコール感が少ないため、安心して塗布できます。

つけたてのみずみずしさで肌がうるおいますが、落ち着きも早く、サラッとした仕上がりに。しばらくすると少し乾燥を感じるので、クリームや乳液を素早く重ねましょう。

うるおい重視の人は、この要領を生かし、保湿力アップに効果的なコットンパックを続けてみましょう。


■ハトムギコットンパックの方法

①コットンを水に濡らし、ハトムギ化粧水を浸します。(水に濡らすことで、化粧水がまんべんなくコットンに染み渡ります。

②コットン(裂けるタイプならはがして)を肌に何箇所かおき、3分放置すればパック完了!

※肌に置く時間が長いと、化粧水の水分と一緒に肌のうるおいも蒸発してしまいます。長時間のパックは控えましょう。

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✔アルビオン スキンコンディショナーの使用感

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■使用順

アルビオンのスキコンの良さを引き出すためには、高い保湿力をもつ先行乳液とのセット使いがおすすめです。
アルビオンの乳液が手元にない場合は、洗顔後にスキコンでパッティングをし、その後に乳液やクリームを塗布しましょう。

①洗顔後、乳液(アルビオンの先行乳液)をしっかりとなじませます。
②コットンにたっぷりとスキンコンディショナーを含ませ、軽くパッティングをしながら顔全体になじませましょう。
③うるおいが物足りないと感じたら、最後にクリームを。肌表面にうるおいのふたをすることで保湿効果が高まります。

※今回は比較のため、スキコン→クリームの順で使用

■使用感

まず、ハトムギ化粧水と違う点が、香りの強さ。しっかりと香り、塗布後もしばらく残ります。テクスチャーはみずみずしく、なめらかな仕上がりに。

ただし、アルコールのスーッと感もあるため、清涼感が強く、ナチュラルとは言いがたいつけ心地でした。「しっかり保湿」というよりは、「軽いつけ心地と整肌作用」が魅力の一品でしょう。

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✔明色 スキンコンディショナーの使用感

■使用順

明色スキコン→クリームや乳液

■使用感

化粧品らしい人工的なローズの香りを感じます。テクスチャーは、3品の中で最も軽く、水のようなみずみずしさ。

塗布中とその後、どちらも強さは感じませんが、かなりさっぱりとした仕上がりです。保湿というよりは、肌表面を拭き取ってうるおいが入りやすい肌に整える目的として活躍しそうな一品。

肌表面の皮脂やテカリを拭き取り、サラッと仕上げてくれるので、プレ化粧水にぴったりですね。

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※こちらの「明色 スキンコンディショナー」はリニューアル前のボトルです。

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敏感肌におすすめしたい、肌への優しさを感じるスキコン化粧水は?

No.1 ハトムギ化粧水 スキンコンディショナー

無香料、無着色。
また、シンプルな使用感なので、この3品の中では1番安心して続けることができました。

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No.2 アルビオン スキンコンディショナー、明色 スキンコンディショナー

アルビオンのスキコンは、フローラルブーケのしっかりとした香りや、アルコールのスーッと感も他と比べて高かったです。そのため、無香料やナチュラルな使用感を好む人には不向きかもしれません。

ただし、肌表面を拭き取るだけでなく、「なめらかに仕上げる」という点で高評価でした。

明色のスキコンも同じく香りが強く、かなりさっぱりとした仕上がり。そのため、ナチュラルな使用感を好む人や乾燥が気になる人には違和感がありそう。

しかし、「バッファ効果」によって肌を弱酸性に整えることで、その後の化粧水やクリームの効果をより高めてくれます。プレ化粧水として使うと良いでしょう。

  

コスパが良いスキコン化粧水は?

No.1 ハトムギ化粧水 スキンコンディショナー 、アルビオン スキンコンディショナー

500mlで約700円のハトムギ化粧水は、容量と価格の面からもコスパNo.1。コットンパックに全身に・・・と、パシャパシャ気兼ねなく使えるところが嬉しいですね。image

アルビオンのスキコンは、価格・使用感ともに「デパコス」らしさがあります。

しかし、ヨクイニンとして唯一認められた「国産ハトムギ」を使用している点や、薬用化粧水という点から、この使用感を求めていた人や肌タイプに合う人には、使い甲斐のある一品です。

  

明色は、ブースター(プレ化粧水)として考えてもプチプラな価格帯。

ただし、何度重ねてもなかなか内部のうるおいを感じられないことから、保湿効果の高いスキンケアとの併用が必須でしょう。

  

人気のスキコン化粧水、おすすめの選び方

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※こちらの「明色 スキンコンディショナー」はリニューアル前のボトルです。

それぞれのスキコンの特長から、おすすめポイントをまとめてみました。

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✔  「たっぷりと気兼ねなくつけられるスキコンを」という人には、「ハトムギ化粧水」。

✔ 「とにかくシンプル第一!つけ心地でも、肌への優しさを感じたい」という人には、「ハトムギ化粧水」。

✔「スキンケアに香りは必須。優雅な時間に浸りたい」という人には、「アルビオン スキコン」。

✔ 「肌をなめらかに仕上げたい」という人には、「アルビオン スキコン」。

✔️「ローズの女性らしい香りが好み」という人には、「明色 スキコン」。

✔️「皮脂やテカリをおさえ、サラサラ肌に仕上げたい」という人には、「明色 スキコン」。

 

どのスキコンにも共通して言えることは、「しっかり保湿ケア」をする前の「準備ケア」として活用するのがおすすめです。

フェイスマスクや主役級のクリームなどの前に、肌を整える役割と捉えて使いましょう。

 

スキコンは、どのブランドも比較的さっぱりとした使い心地なので、乾燥肌や敏感肌の人は、その時々の肌の様子を見ながら使用してください。

それぞれのスキコンの特長をよく理解し、上手く生かすことができたら、とっても頼もしい存在になってくれるかも!

気になる人は、ぜひ一度スキコンをお試しくださいね。

 

<掲載商品一覧>

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ナチュリエ ハトムギ化粧水(スキンコンディショナー)
 500ml/715円(税込)
イミュ/ドラッグストア
→イミュ公式サイト 

 

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薬用スキンコンディショナー
 110ml/3,850円(税込)
 アルビオン/百貨店
→アルビオン公式サイト

  

明色スキンコンディショナー
200mL/1,045円(税込)
株式会社明色化粧品/ドラッグストア
→明色スキンコンディショナー公式サイト
 
※「明色 スキンコンディショナー」
は販売終了しています。

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