リップクリームを比較!ニベアやキュレルなど口コミで人気の薬用リップクリーム3種類|成分・敏感肌へのおすすめは?

唇は、身体の他の部位の皮膚と比べて角層が薄く、汗腺や皮脂腺がありません。そのため、皮脂膜が形成されず、もともとのバリア機能自体も低いのです。

このような理由から、唇は、外的刺激にも弱く、乾燥したり荒れたりしやすい部位です。

そんなデリケートな唇は、リップクリームなどで常にうるおいを与えて、守ってあげることが大切!1つはお気に入りのリップクリームをポーチに忍ばせておきたいアイテムですよね。

リップクリームと言っても、スティックタイプ、チューブタイプ、バームタイプ・・・と形や使い方はさまざま。

さらに、今では多くの市販ブランドからうるおいに特化したリップクリームが発売されており、ドラッグストアだけでもずらりと何種類ものリップクリームが並び、どれを選べばいいか悩んでしまうこともありますよね。

今回は、保湿効果の高さで人気のある3種類の薬用リップクリームを、実際に試して比べてみました。ぜひ、リップクリーム選びの参考になれば幸いです。

 

01.ニベア  モイスチャーリップ無香料【医薬部外品】の成分と特長

モイスチャーリップ無香料
オープン価格
〈参考価格:314円 〉
ニベア花王

濃厚保湿で美しい唇を保つ薬用リップクリーム

・有効成分「グリチルレチン酸ステアリル」(消炎作用)、「酢酸トコフェロール(ビタミンE)」(保湿・抗酸化・血行促進作用)配合。唇のひび割れや荒れを防ぐ。

・自然由来の保湿成分(シアバター・ホホバオイル)が、乾燥を防いで持続性のあるしっとり感をもたらす。

・無香料、無着色、無味 、メントール無配合。

▷使用感&保湿感

やわらかくて塗りやすいテクスチャー。塗布すると、しっとりとして、ふんわりやわらかい唇になります。しっとりとした保湿感も、3本の中では長持ちしたように思います!

さらに、時間が経っても唇のやわらかさがキープされていました。

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02.キュレル  リップケアクリーム【医薬部外品】の成分と特長

リップケアクリーム
935円(税込)/花王

荒れて硬くなった唇を、ふっくらなめらかに

・キュレル共通の「潤浸保湿セラミド機能成分」で不足しがちなセラミドの働きを補い、唇内部にうるおいを閉じ込める。

・植物由来のモイストキープ成分とホホバオイルを配合することで、角層をしっかりうるおいで満たす。密着コート処方で、外部刺激から守る。

・有効成分「グリチルレチン酸ステアリル(消炎剤)」配合。

・無香料、無着色 、アルコールフリー(エチルアルコール無添加)、アレルギーテスト、乾燥性敏感肌の方の協力によるパッチテスト済み。

▷使用感&保湿感

少し固めで、3種類の中でもしっかりとしたテクスチャーです。

べったりとする程の濃密な仕上がりで、なめらか唇に。抜群のしっとり感で、持続性もあります。

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03.DHC  薬用リップクリーム【医薬部外品】の成分と特長

薬用リップクリーム
770円(税込)/DHC

オリーブバージンオイル配合で、うるおい唇に

・「オリーブバージンオイル」や「アロエエキス」、「甘草誘導体」や「ビタミンE」などの保護成分が豊富に配合され、優れた保湿力で乾燥から守る。

・人間の皮脂に最も似た油脂成分を使用し、唇に自然になじむ。

・無香料・無着色・パラベンフリー・天然成分配合。 

▷使用感&保湿感

やわらかすぎる程の質感ではありませんが、なめらかで塗りやすく、しっとりと唇がうるおいます。表面がツヤッとしますが、ベタベタとまでは感じません。

口紅の前後に使えるそうで、後に使うとグロスのような役割にもなるのも嬉しいポイントですね。

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悩み・効果別でリップクリームを比較!【保湿感や塗りやすさ】

保湿感が持続するリップクリームは?

キュレル
②DHC

③ニベア

3つとも抜群の保湿力で、一度塗れば、数時間唇の乾きを感じませんでした。

中でも、キュレルは一番濃密な保湿感が残る印象です。

 

ツヤ感が高いリップクリームは?

DHC
②キュレル

③ニベア

ツヤツヤとした印象が残るのは、DHCのリップクリーム。

公式サイトでも「口紅の上のグロス代わりにもオススメ」とされているように、ツヤ感はダントツでした。

 

塗りやすいリップクリームは?

DHC・ニベア
③キュレル

3つとも、なめらかで塗りやすかったのですが、キュレルは、どちらかというと少し硬めの印象を受けました。

 

コスパが良いリップクリームは?

ニベア
②キュレル

③DHC

コスパがいいのは、ニベア。保湿力も申し分なく、やわらかくて塗りやすい質感のため、使い勝手が良いと思います。

 

敏感肌の唇に使いやすいリップクリームは?

キュレル
②ニベア

③DHC

基本的には、どのブランドも低刺激性。よほど「メントール」などの成分が強くない限り、刺激があるリップクリームはあまりないのかなとは思います。

DHCは、旧表示指定成分の「液状ラノリン」が使用されている点、アレルギー体質や敏感肌の人は意識してみてください。と言っても、わたしも普段は敏感肌寄りで、こちらのDHCのリップを何本かリピートしていたことがありますが、特にトラブルはありませんでした。

旧表示指定成分:昭和40年代に厚生省が定めた規定により、体質によってアレルギーなどの皮膚トラブルを起こす恐れがあるため、表示が義務付けられていた成分。102種類の原料+香料=合計103種類が指定され、これらを含む場合は必ず表示するものとしていた。現在は全成分表示が義務化され、その102種の成分のことを「旧表示指定成分」と言う。

 

リップクリームの比較まとめ

3つとも人気のリップクリームという点で納得の使い心地!保湿感や持続性などに満足できました。

 

キュレルは敏感向けブランドの実力を感じる1本!

中でも、もともと敏感肌向けブランドのキュレルは、一番敏感肌のことを考えた処方に感じました。セラミド機能成分が配合されていて、肌(唇)の根本からケアできるのも魅力的。

価格は、900円代と他のブランドに比べると少しお高めですが、根本から荒れにくい&乾燥しにくい状態に導いてくれると考えると、この金額にも納得ができますね。

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プチプラならニベアがおすすめ!

「とりあえず、プチプラなものを1本!」と考える人には、コスパのよいニベアがおすすめ。

保湿感やツヤ感は、他の2つと比べると少し低めかな?という印象はありましたが、逆に存在感が必要ない“口紅の下地”として捉えると、プチプラながらもとても優秀だと思います。

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保湿とツヤ感のバランスならDHC!

DHCは、保湿感やツヤ感、塗りやすさなど、とてもバランスのとれた製品で、自身もこれまで何度かリピートして使っていました。

旧指定成分によるアレルギーの可能性があることを考えると敏感肌には少し抵抗があるかもしれませんが、実際に多くの人から愛されるリップクリームですし、あくまで個人的な考えですが、そこまで闇雲に避ける必要はないのかなと思います。

不安に感じたら、パッチテストなどで確認してみてくださいね。

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皮膚が薄くデリケートな唇は、人と対面したとき、目につきやすい部分でもあります。唇の荒れやカサカサは、印象にも大きく左右しますので、日頃からケアしておきたいところ。

あなたのお気に入りの1本となるリップクリームが見つかりますように!

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