〔COLUMN〕成分辞典〜ヒアルロン酸について〜

リアルコスメ女子なら「ヒアルロン酸」はおなじみの成分!潤い肌を目指すためには欠かせないキーワードですよね。

しかし、なんとなくヒアルロン酸の入ったスキンケアを選び、とりあえず使っている…なんてことはありませんか?
それでは、せっかくの効果も半減かも?是非、ヒアルロン酸のことをもっとよく知り、効率よく摂りましょう!産後

①ヒアルロン酸とは

皮膚のいちばん外側の「角層」、その角層を含む「表皮」。さらにその下に「真皮」という層があり、この真皮の中に「ヒアルロン酸」があります。

ヒアルロン酸は1gで約6リットルの水分を保つことが出来るほどの保水力があります。
粘性が高くとろみがあるので、クッションの役割として「関節」に、「目」の中の大部分を埋めるゼリー状のガラス体にも含まれていて、人間が生活する上で無くてはならない成分と言えます。

②ヒアルロン酸と加齢

しかしそんなヒアルロン酸も加齢により減少。(0~20歳までを100%とした場合、30歳までは70%、50歳までは40%、60歳までには約25%まで減ってしまいます。)
ヒアルロン酸が減ると水分維持が出来なくなり、シワ、たるみなど肌の老化を引き起こしてしまうのです。

「私はまだ大丈夫!」と安心していてはいけません。体内に含まれるヒアルロン酸の量は人それぞれですし、紫外線による「酸化ストレス」でもヒアルロン酸は分解されてしまいます。
今から意識的にケアしても、決して早過ぎることはなさそうですね。

③ヒアルロン酸の浸透力

ヒアルロン酸がその保水力を発揮するには、肌の真皮にまで浸透する必要があります。

しかし、こちらでも述べたように、ヒアルロン酸は分子量が大きく、なかなか浸透してくれないのです。(ヒアルロン酸の分子量は「数百万」。皮膚を浸透する分子量はおよそ「500以下」といわれています。)

見た目の若返りに、と使われるヒアルロン酸注射。わざわざ「注射」を使って注入するのは、塗っただけでは皮膚に浸透しないからなのですね。
つまり、ヒアルロン酸を肌に塗ったからといって、肌のハリや若返りに直接つながるとは限らないのです。

④ヒアルロン酸を摂る理由

ではなぜヒアルロン酸を配合したスキンケア化粧品が多いのか?
それは、ヒアルロン酸は皮膚なじみが良く「肌表面に残りやすい」という特徴があるからです。
「保湿力」と同じくらい大事な「保湿感」。ヒアルロン酸は保湿剤に混ぜると保湿感(=使用感)がよくなるのも魅力のひとつなのです。

また、洗顔後にヒアルロン酸化粧水で肌表面を十分に保湿し、その上から油分を含んだ美容液や美容クリームで潤いに蓋をすることで、肌を乾燥から守る効果が期待できます。

ヒアルロン酸は体内に存在する成分なので、安全性はありますが、月日とともに自然に代謝されていってしまいます。
そのため、毎日続けて身体に摂り入れることが大切と言えるでしょう。

⑤ヒアルロン酸保湿剤の使い方

化粧水を肌に塗るとき、皆さんはどのようにしていますか?コットンを使って入念にパッティング!という方も多いかと思います。
もちろん、上質なコットンで、やさしくパッティングすれば、乾燥した肌がみるみる潤っていきます。
しかし、乾燥肌の場合は、バリア機能が弱まっているので、コットンの繊維で皮膚が傷ついてしまう可能性もあります。

そのため、乾燥肌・敏感肌の時は、手でやさしく包み込むようにつけることが、肌にとって最もソフトでなじみやすいでしょう。
なぜなら手も顔と同じ肌であり、親和性が非常に高いからです。どんなに優れた素材のものでも自分の肌にかなうものはないということでしょうか。

⑥まとめ

どんなに良い成分の入った化粧水でも、まずは肌の状態を整えておくことが大切です。きちんと洗顔をして、準備の整った肌に丁寧に保湿剤を与えてあげれば、どんどん潤いを取り戻すはず。

最近では、身体が吸収しやすい大きさにまで分解され、効果の高いヒアルロン酸配合の保湿剤、サプリメントなども多く販売されています。
それらを上手に活用して、美肌、そして健康な体を手に入れましょう♡