〔COLUMN〕成分辞典〜アミノ酸について〜

e371fa1ff34f1368c1cd5d41b7f63538_s皆さんは、どんなときに「アミノ酸」を摂りますか?
スポーツをする時、料理に、健康のために・・人によって様々ですよね。

それはアミノ酸が人々の身体を、そして生活を構成するのになくてはならない重要なものだから。
もちろん美肌効果も大いに期待できる優秀な成分なのです。

アミノ酸とは

肌、毛髪、筋肉、骨、臓器、そして赤血球や白血球、ホルモンなど・・人間のカラダの約20%は「タンパク質」でできています。
そのタンパク質の原料となるのが「アミノ酸」。体内に約10万種類あるといわれるタンパク質は、たった20種類のアミノ酸により構成されています。

アミノ酸の肌への働き

1.NMFを構成

皮膚の天然保湿成分「NMF(ナチュラル・モイスチャライジング・ファクター)」の40%がアミノ酸で構成されています。
NMFが減少すると肌の水分量が減り、乾燥肌に。つまり、アミノ酸を摂取すれば、保湿力アップが期待できます。

また、肌だけでなく身体全体に存在するので、爪や髪をツヤツヤにする効果も期待できるでしょう。


2.コラーゲンを構成

肌にハリを与える美容成分「コラーゲン」。実はさまざまなアミノ酸から構成されています。

また、アトピー性皮膚炎や花粉症の人の角質層は、健康肌な人に比べるとアミノ酸が不足しているそう。「コラーゲン不足」なんていいますが、要は、コラーゲンをつくっている「アミノ酸不足」になっているんですね。

そして、コラーゲンは分子が大きいためそのままでは吸収されませんが、分子の小さいアミノ酸に分解されると取り込むことができます。
つまり、アミノ酸を摂取する方が、有効成分を素早く確実に吸収できるということ。

 

3.ターンオーバーを促進

アミノ酸には、ターンオーバーをスムーズにして、新陳代謝を高める作用があります。
肌細胞は常に新陳代謝を繰り返し、28日周期で新しい肌に生まれ変わります。この周期は年齢とともに長くなりますが、アミノ酸には周期を正常に戻す作用があり、肌の老化を防ぎます。

正しいアミノ酸を選ぼう!

身体を作っているのは20種類のアミノ酸ですが、その中でも美肌に有効なものを選んで摂りたいものです。
以下は、特に肌に良いと言われるアミノ酸、そして代表的な食材です。

アスパラギン

角質層の新陳代謝を促進します。また角質の水分を保持して肌の潤いを保ちます。

<アスパラギンを多く含む食材>
アスパラガス・大豆・牛乳・じゃがいも・肉類など。

セリン

セリンはNMFに最も多く含まれ、肌の潤いを維持します。また保湿効果だけでなくメラニンの形成を抑制する働きもあり、美白効果も期待できます。

<セリンを多く含む食材>
小麦粉・大豆・高野豆腐、かつお節など。

プロリン

プロリンは体内に吸収されたタンパク質やアミノ酸から、コラーゲンを合成する際に働きます。さらに、ダメージを受けたコラーゲンを修復します。

<プロリンを多く含む食材>
豚肉・動物性のゼラチン質・小麦タンパク、大豆タンパクなど。

 

アミノ酸がどれだけ人の肌に・身体にとって重要な働きをするのか知っていただけましたでしょうか?
美しい肌を作るためには、自分にあったアミノ酸を選び、外(スキンケア)から、そして内(食材)からと積極的に補給していきたいですね。