ナチュラル志向が高まる近年。
「肌への負担が少ない」「つけたまま眠れる」など、今までの化粧品のイメージを変えた「ミネラルファンデーション」が海外で登場し、日本に広がりました。
そのイメージから「ミネラルは、なんとなく肌にいい!」という印象はあるものの、化粧品に使われている「ミネラル」とは一体何なのでしょうか?肌にとってのメリットとは?
今回は、その「ミネラル」についてお伝えします。
「ミネラル」とは
「ミネラル」は、体の機能維持に欠かせない5大栄養素のひとつで無機物質のこと。
亜鉛・カリウム・カルシウム・鉄・銅・ナトリウム・マグネシウム・マンガン・リンなどが食事摂取基準として、厚生労働省に定められています。
からだに必要なのはごく少量ですが、人体の中ではミネラルが作り出せないため、食事で摂取する必要があり、とても大切な栄養素なのです。
ミネラルファンデーションの
「ミネラル」の意味とは?
ミネラルファンデーションの「ミネラル」とは、マイカ、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化鉄、シリカなど。主に顔料として使われています。
そもそもミネラルファンデーションは、粉体のつなぎに使う油分や肌をなめらかに見せるシリコン、油分と水分を混ぜ合わせるための界面活性剤などを配合していないものが一般的。
そのため、肌に刺激を与える添加物を含んでいないほか、クレンジングを使用しなくても石けんで落とすことができ、肌に負担が少ないことが利点と言えます。
ミネラルファンデーション
つけたまま眠ってもいいの?
上記の通り、「ミネラル」と言われている成分のもとは「鉱物」です。
ミネラルの中には、肌の炎症を抑えるとされている成分もありますが、「オキシ塩化ビスマス」、「タルク」などのように、トラブルになりやすいと言われているものもあります。
一般的などのファンデーションにも「酸化チタン」や「酸化亜鉛」が主な成分として使用されていますが、決して「ミネラル(鉱物)」自体が肌に良い成分ではないという意見もあることを覚えておきましょう。
そして「つけたまま眠れる」というのも「つけたまま眠れるほどの軽い付け心地」というのが主な意味。
つけている時間が長いほど美肌効果が高いわけではありませんので、できるだけ、つけたまま眠るのは避けたほうが良いでしょう。
まとめ
私自身、ミネラルファンデーションを使用し、肌荒れをしてしまったこともありますが、「ミネラルファンデーション」そのものではなく「ファンデーションをつける」という行為が、少なくとも肌荒れの原因になっていたようです。
ファンデーションはつけたいけれど軽い付け心地のものを選びたい!という方は、一度ミネラルファンデーションを選んでみてはいかがでしょう。
ファンデーションのように重くなく、また、クレンジング不要の便利さは、使えば納得の心地よさです!
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