クレンジング

敏感肌・乾燥肌が気になる「界面活性剤」のあれこれ

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「界面活性剤は悪いもの。出来る限り取り除きたい」と思っている人も少なくないでしょう。

しかし、界面活性剤をまったくなくしてしまうとなると、スキンケアどころか、日常の生活にも支障をきたすかもしれません。
界面活性剤の正しい知識を身につけ、上手に付き合っていく方法を考えましょう!

 

  

界面活性剤とは

「界面(表面)」とは、2つの性質の異なる物質の境界面のことで、「水」と「油」のように混じり合わない物質の間には必ず界面が存在します。

そして、「界面活性剤」とは、水と油のように混じり合わないものを取り持って、溶けたような状態をつくるもの。
その仕組みを利用して、クレンジングや洗剤で汚れを落としたり、乳液やクリームが作られます。

  

界面活性剤が“肌に悪い”と言われている理由

界面活性剤を化粧品に入れる目的は、大きく分けて2つあります。

・洗浄剤:汚れを落とす(シャンプー、クレンジング、洗顔料など)
・乳化剤:混ざらないものを混ぜ合わせる(リンス、乳液、クリームなど)

「乳化剤」は脱脂力が弱く洗浄力がないので、バリア機能を壊す心配がないと言われています。

それに対し、気をつけたいのがメイク汚れや皮脂汚れ、古い角質などを落とす「洗浄剤」。洗浄力が強すぎると、外部の刺激から肌を守っているバリア(皮脂膜・角質層)まで壊してしまう恐れも・・。

すると、肌の水分が蒸発・水分保持ができなくなることから、肌が乾燥してしまいます。

また、毒性があり、成分そのものが肌に悪い界面活性剤も、実際にはあります。

石油などの原料で人工的に作られた「合成界面活性剤」には、発がん性や環境ホルモンに影響を及ぼす可能性があるものも。中でも「硫酸」「スルホン酸」という成分は、洗浄力が高く肌荒れなど起こしやすいと言われています。

そして、クレンジングに使われる「オレス-2、オレス-5、オレス-10」という成分も、目に強い刺激を与えることがあると言われています。
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上に述べたような成分の使用を避けたとしても、すべての界面活性剤を生活から取り除くことは不可能です。
そのため、界面活性剤と上手く付き合っていくことが重要になるのです。

  

界面活性剤との付き合い方

  

1.クレンジングは1分以内で終わらせましょう。

クレンジングには「洗浄剤」が比較的多く含まれているため(個人差はありますが)、長時間クレンジングを続けると肌のバリアが壊されてしまうと言われています。
1分以内であれば、このバリアを守ることが出来ることためクレンジングは素早く済ませましょう。

   

2.クレンジング剤はクリームタイプやミルクタイプを。

乾燥肌や敏感肌の人にオススメされているように、クリームタイプやミルクタイプのクレンジング剤は洗浄剤の量が比較的少なく、肌への摩擦が小さく済みます。
それに対し、ふき取りやシートタイプのクレンジングは摩擦が大きいため、“どうしても”という時にだけ使用しましょう。

  

3.安価なものは選ばない

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「結局落としてしまうから」と、価格の安さ重視で済ませてはいけません。
極端に安価なものは成分の質も不安なので避けるようにしましょう。

  

まとめ

 「良い成分だけを」という考えにとらわれなくても、肌を守ることは出来ます。

界面活性剤を使った便利なものもたくさんあるので、生活スタイルに合ったスキンケアを上手く取り入れ、大切な肌をケアしていきましょう。