ハーブの中でも、広く知られている「カモミール」。
今回は、そのカモミールの効能や楽しみ方をご紹介します。
カモミールとは
カモミールは、西ヨーロッパやアジア北部が原産でキク科に属し、日本名では「カミツレ」と言います。
代表品種として、「一年草(ジャーマンカモミール)」と「多年草(ローマンカモミール)」があり、その強い生命力から家庭菜園にも選ばれているハーブです。
※ジャーマンカモミールとローマンカモミールは、作付の時期や栽培方法が異なります。
カモミールティーの健康・美肌への効能
カモミールは江戸時代にオランダから伝わり、薬草として用いられていましたが、現在ではハーブティーとして良く愛飲されています。
りんごのような香りを楽しむのはもちろん、以下の効能も期待できます。
✔リラックス不眠に効果があると言われており、「お休み前に」飲むのが良いとされています。 ✔抗炎症作用炎症を引き起こす「ヒスタミン」を抑える働きがあることから、花粉症が始まる少し前から飲み始めると効果が期待できるそう。 ✔整腸作用胃や腸の調子を働きがあるため、吐き気や消化不良時にオススメです。 ✔冷えやPMS症状の緩和に血行促進効果があるため、冷えの解消や生理不順、辛いPMS症状の緩和にもなるそうです。 |
カモミールのストレートティー以外の楽しみ方
そのままはもちろん、他のハーブと組合せたミックスティーも種類が豊富で楽しめます。
【代表的な紅茶】
#日東紅茶 アロマハウス ハーブ バラエティパック
「リラックス カモミールブレンド」として、ペパーミントがブレンドされています。
”毎日の生活にストレスを感じたときにおすすめ“だそう。
#トワイニング カモミール&ハニー
ハチミツとの組み合わせ甘くすることで飲みやすくなっています。
少し苦みが気になる人に。
#ティーブティック ボタニーズラボ エキナセア&カモミール
エキナセアは、カモミールと同じキク科のアメリカではポピュラーなハーブ。
健康維持に飲む方が多いようです。
寒い冬には、ミルクティーにしても◎。よりリラックス効果が得られますよ。
\注意/
|
カモミールのスキンケア活用法【アレンジ】
カモミールは、紅茶以外にもさまざまな楽しみ方があります。
✔精油として
精油には、より香りの良い「ローマンカモミール」が使われます。
イライラした気持ちを落ち着かせてくれる作用があるため、ベッドサイドに置くと寝つきが良くなるとも言われています。
✔湿布に
ハーブ湿布は、ご家庭でも簡単に作れます。
温冷どちらが適しているのかは、炎症箇所によって違うため、確認の上お試しください。
✔バスタイムに
お茶葉用の袋に入れハーブバスとして使ったり、シャンプーやリンスにプラスしたり・・さらには手作りのヘアオイルにするなど、お風呂で使用することでリラックス効果や美肌効果も高まります。
カモミールのまとめ
ハーブティーや精油の代表格とも言えるカモミール。
特にハーブティーは、鎮静効果がある上にノンカフェインなので、あまり時間を気にせず飲むことが出来ます。
甘い香りを楽しみながら、とびきりのリラックスタイムをお過ごしください。