コットンパックとはその名の通り、コットンに化粧水を染み込ませて肌の上に一定時間おいておくスキンケア方法です。
自宅にあるもので手軽にパックできるのが魅力ですが、間違ったやり方をしてしまうと肌に逆効果を与えてしまうことも。
正しい美容法を知って、トラブル知らずのうるおい肌を目指しましょう!
もくじ
・コットンパックの効果
・コットンパックの基本的な手順
▪️用意するもの
▪️手順
・コットンパックQ&A
・コットンパックの注意点
■パックに向かない化粧水はNG
■パックの長時間放置はNG
■パック後の保湿は必須
・コットンパックには、どんなコットンがオススメ?
♯初めての人は小さめ&裂けるコットンから
コットンパックに期待できる効果
肌荒れ・ニキビ・シワなど、多くの肌トラブルを引き起こす「乾燥」。
その原因は、角質層の水分不足です。
コットンパックは、うるおいを求める角質層にぐんぐん水分を染み込ませてくれます。
こうして水分で満たすことにより、保湿効果を高め、乾燥による肌トラブルを防ぐことができるのです。
コットンパックの基本的な手順とやり方
■用意するもの
・コットン(3~4枚に裂けるもの)
・水(精製水やミネラルウォーター、水道水でもOK)
・化粧水
■手順
①コットンを水でヒタヒタになるまでしっかりと濡らします。
②コットンが破れないよう、両手のひらで押さえるように水分を絞りましょう。
③湿らせたコットンを広げ、水気が垂れるギリギリまで化粧水をしっかりと染み込ませます。
④化粧水を含ませたコットンを均等な厚さになるように裂き、おでこ・両頬・あご・鼻に貼り付けます。
point1: point2: |
⑤3分ほど経ったら(もしくはコットンにシワが寄ってきたら)剥がします。(化粧水のタイプによって時間は前後します。)
⑥手の平で顔をおさえて、ローションを肌になじませましょう。
point:はがしたコットンにはローションが残っているので、首筋や乾燥しやすい箇所(腕や足)にも滑らせ有効利用しましょう! |
コットンパックのQ&A
Q.コットンパックのタイミングは?
A.洗顔直後に!
洗顔後は、肌の水分がどんどん奪われ乾燥が進んでいる状態です。
そのため、タオルで水気を拭いたらすぐにコットンパックし、うるおいを守りましょう。
Q.コットンパックの頻度は?
A.1日2回・毎日
こつこつと続けることが重要なので、毎日、朝晩2回がベストですが、難しいようなら夜だけでもOK。
肌の状態をみて調整しながらおこないましょう。
Q.どうして水で湿らせるの?
A.肌に入り込みやすくなるから
化粧水だけよりも、水+化粧水の方が肌への浸透率が高くなると考えられます。
コットンパックの注意点
■パックに向かない化粧水はNG
「アルコール」や「エタノール」は水分の蒸発が早く、コットンパックに使用すると肌の乾燥を招いてしまう恐れがあります。
そのため、化粧水の配合成分にそれらが含まれているものは避けましょう。
■パックの長時間放置はNG
長時間コットンを貼ったままにすると、コットン自体が乾いてきます。
すると、肌に吸収されていた水分がコットンに戻り、かえって乾燥を招く恐れも。
コットンパックの時間は、3〜5分程度に抑えましょう。
■パック後の保湿は必須
化粧水はあくまで保水を目的としているため、乳液やクリームなど油分でフタをしないと、せっかくの水分がどんどん蒸発してしまいます。
そのため、コットンパックを剥がした後は、必ず乳液やクリームなどで保湿し、肌にうるおいを閉じ込めましょう。
コットンパックには、どんなコットンがオススメ?コットンパックをしたいなら、どんなコットンを用意するのが良いのでしょうか? 今回は、この3タイプのコットンでパックしてみて、どれが適しているのかを確かめてみます! 右上)無印良品カットコットン大判タイプ(90✕70㎜)
右下)無印良品カットコットン(65✕50㎜) 左下)シルコットうるうるコットンスポンジ仕立て(75✕60㎜) ※化粧水はこちらを使いました。
ナチュリエ ハトムギ化粧水(スキンコンディショナー) 500ml/715円(税込) イミュ/ドラッグストア 初めての人は小さめ&裂けるコットンから「無印大判コットン」は、頬など広い部分を一枚でパックできるので便利!乾燥が気になる部分(頬など)だけコットンパックしたい人にオススメです。 ですが、せっかくならお顔全体をパックしたいですよね。鼻、おでこ、顎や目元など細かな部分には、やはり小さめサイズのコットンが使いやすいでしょう。 コットンの厚みが薄い「シルコット」は、乾きも少し早い気がしました。 同じサイズでも「無印良品カットコットン」の方が、程よい厚みに裂けるし肌にもピタッとフィット。 |
プチプラな化粧水でも、たっぷり浸してコットンパックすれば手軽に贅沢気分になれます。
紫外線やエアコンによる乾燥で疲れが気になる時期。こんな特別ケアで肌をほぐしてあげるのもいいですね♪