あらゆる世代から人気が高い「スキコン(スキンコンディショナー)」。毎日のスキンケアに取り入れている人も多いでしょう。
しかし、中には「スキコンってそもそも何?」「どうやって使うの?」と思っている人もいるはず。
スキコンについてまだ知らない人から、すでに長く愛用している人まで。今回は、“スキコンのキホン”についてお話します。
もくじ
・スキコンとは
・スキコンの主な成分
♯「ハトムギ(種子)エキス」と「ヨクイニンエキス」の違いは?
♯ハトムギの美肌効果
・スキコンに期待できる効果
・スキコンの使用方法
♯スキコンパックの方法
・スキコン使用上の注意点
♯しっかりと保湿を
♯イネアレルギーの人は注意
♯敏感肌の人は成分に注意
・併せて読みたい
アルビオンやハトムギ化粧水で人気のスキコン
スキコンは、「スキンコンディショナー」の略称。一般的には、化粧水タイプがよく発売されています。
肌荒れ防止し、肌のキメを整えることが目的で、代表的なものには「アルビオン 薬用スキンコンディショナー」や「ナチュリエ ハトムギ化粧水」があります。
スキコンの主な成分は「ハトムギ」
スキコンに配合されることの多い成分が、「ハトムギ」。
その成分表示には、主に2つの名称 「ハトムギ(種子)エキス」と「ヨクイニンエキス」 があります。
「ハトムギ(種子)エキス」と「ヨクイニンエキス」の違いは?
「ハトムギ(種子)エキス」は、種子を皮ごと抽出。一方で、「ヨクイニンエキス」は、種皮を取り除いた種子から抽出しています。
どちらもイネ科のハトムギの実から得られるエキスなので、美肌効果に大きな差はないといわれています。
しかし、“ヨクイニン”として認められているハトムギの品種は1種類しかないため、化粧品に含まれるものは「ハトムギ(種子)エキス」が多い傾向にあります。
ハトムギの美肌効果・保湿 |
スキコンに期待できる効果は?
「ハトムギエキス」などの成分が配合されたスキコンを使うと、以下のような美肌効果が期待できます。
・毛穴を引き締める。(収れん作用)
・肌荒れや乾燥肌の改善。
・肌の透明感アップ。
・日焼け後のほてりを防ぐ。
・化粧崩れを防ぐ。
スキコンの使い方
化粧水タイプのスキコンの使用順は、基本的に「スキコン→乳液やクリーム」という流れ。
しかし、ブランドによっては「乳液→スキコン」、もしくは「スキコン(プレ化粧水として)→化粧水→乳液やクリーム」という使い方も。
また、塗布の仕方も手やコットンを使ったりと異なるため、各製品の説明に従って使用しましょう。
そして、スキコンを使った「スキコンパック」も人気。じんわりと肌に入れ込むことで、その効果をより高めることができます。
スキコンパックの方法①コットンを水に濡らし、スキコンをたっぷりと浸します。 ※肌に置く時間が長いと、化粧水の水分と一緒に肌のうるおいも蒸発してしまいます。長時間のパックは控えましょう。 |
スキコン使用上の注意点
用途や使用方法が幅広いスキコンですが、使う上で注意するポイントが何点かあります。
✔スキコンの前後には、しっかりと保湿ケアを
肌にうるおいが入ったと感じても、スキコンだけでケアを終了してはいけません。
あくまで化粧水の目的は肌の“水分補給”です。最後には乳液やクリームなどを使い、しっかりとうるおいの蓋をしてください。(アルビオンの乳液→スキコンの組み合わせには、最後にクリームやオイルなど、今の肌にあう仕上げのアイテムを使うのがベター。)
✔イネアレルギーの人は注意しましょう
成分の「ハトムギ」は、イネ科の植物なので、イネアレルギーの人には刺激となる可能性もあります。刺激を感じた場合は使用を中断し、症状によっては病院で相談しましょう。
✔敏感肌の人は成分に注意
“敏感肌向け”と記載されているスキコンも多くありますが、中にはアルコールをたっぷり含んだものも。そのため、肌質によっては乾燥を引き起こす場合があります。
敏感肌の人は、特に肌の調子を見ながら使用を進めていきましょう。
スキコンの成分や使い方のまとめ
スキコンとはどんな化粧品なのか、お分かりいただけましたか?
今の肌悩みと、スキコンのケア方法&期待できる効果が合致する!という人は、ぜひ一度お試しください。
\併せて読みたい記事/
「ナチュリエ ハトムギ化粧水(スキンコンディショナー)のリアルレビュー」
「アルビオン薬用スキンコンディショナーのリアルレビュー」
「スキコン3種類比較記事」
〈掲載商品一覧〉
500ml/715円(税込)
イミュ/ドラッグストア
110ml/3,850円(税込)
アルビオン/百貨店