ライスパワー11を比較!ライスフォースや米肌など人気化粧水の違いを比べてみました

乾燥肌に期待できる成分として注目が集まっている「ライスパワーNo.11」。
今回は、そのライスパワーエキス配合の人気スキンケアブランドについて、違いや選び方まで詳しく解説していきます。

 

  

お米と美容の歴史

お米は、ビタミン・ミネラル・カルシウム・たんぱく質など豊富な栄養を含む、私たち日本人にとって最もなじみの深い食品。

それだけでなく、古くから日本人はお米のとぎ汁で顔を洗ったり、米ぬかをお風呂に入れて天然の入浴剤として楽しんだりと、「美容」にもお米を活用してきた歴史があります。8d3e756a1c2db5ce9b7f0640810b5342_s

実は、お米の成分には乾燥を和らげたり、肌のキメを整えたりと美肌効果がたくさん!

近年、その効果が注目され、お米はぜひ美容に取り入れたい成分として現代の美容業界からも注目が集まっています。

 

  

話題の「ライスパワーNo.11」はどんな成分なの?

お米系スキンケアの主成分として一目置かれているのが、「ライスパワーNo.11」

ライスパワーについて、米肌の公式HPによると、

“ライスパワーNo.11は、日本酒をつくる”発酵”の過程で、偶然発見された成分です。材料は、もちろん国産白米100%でできています。白米を蒸した後、丁寧に抽出。90日間の発酵・熟成の違いで出来た数限りないエキスの中から最も「保湿効果」に優れたものをスクリーニング抽出しています”

とのこと。
お米特有の「保湿効果」がそのまま生かされた成分のようです。

さらに、肌極の公式HPには、

“数十種類のアミノ酸や豊富なペプチド・糖類をバランスよく含有しており、同じものを人工的に合成してつくることはまず不可能です”

とされているように、発酵・熟成することでさらに栄養分を豊富に含み、天然の美容成分として効果の高い成分に仕上がっています。

 

  

乾燥肌・敏感肌へのライスパワーNo.11の効果は?

上記では、ライスパワーの仕組みについて紹介しましたが、単純に「期待できる美容効果は!?」という結論について、まとめます。

とにかく、乾燥肌に期待できるライスパワーの効果は「水分保持機能の改善」。うるおいを肌にとどめる成分「セラミド」を産生し、肌のバリア機能を高め、乾燥を防ぎます。

ポイントなのは、ただ「防ぐ」だけでなく、肌が自ら水分を保つ機能「水分保持機能」を改善すること。乾燥の繰り返しをストップさせ、うるおいに満ちた肌に導きます。

また、保湿力と水分保持力がUPすることで、乾燥から起こるしわ・たるみ、肌のキメ、毛穴の開きなどにも効果があることは間違いありません。乾燥とエイジングケアや毛穴ケアを同時に行いたい人に、ぜひおすすめしたい成分なのです。

 

  

米肌・肌極・ライスフォース|ライスパワーNo.11配合化粧水の違いを比較してみました

正直、一言で「ライスパワーのスキンケア」と言っても、その種類や価格帯もさまざま。
そこで今回は、代表的な3ブランドの化粧水の中身を徹底比較してみました。

わたしも購入するまで、その違いがあまり分からなくて・・・使用感やおすすめポイントを詳細にお伝えできればと思います。

 

 

・米肌~MAIHADA~

KOSE
肌潤化粧水 120mL/5,500円(税込)
トライアルセット:1,527円(税込)
→米肌公式サイト

まずは、「米肌(米肌)」から。
コーセーのオンライン限定ブランドの米肌は、ライスパワースキンケアの中でもかなり人気のブランドです。

〈米肌の成分と効果〉

・「ライスパワーNo.11」の他に、「ビフィズス菌発酵エキス」や「大豆発酵エキス」でうるおいをキープ。
「乳酸Na」や「グリコシルトレハロース」の力で、空気中の水分までを取り込む肌に。
・無香料・無着色、鉱物油フリー、アレルギーテスト済みなどの低刺激処方。

〈米肌 肌潤化粧水の使用感〉

香り:お米っぽい麹のような香り?そんなに強くはない。
テクスチャー:やわらかいとろみテクスチャー。とろみの中にみずみずしさがあり、うるおいを感じる。
付け心地:付け心地がやわらかく、のびが良くて気持ちいい!浸透感も高い。肌にすーっとなじみ、全体がやわらかくなっていくのを実感。
仕上がり:うるおい感あり!肌全体のトーンがアップして、ハリと弾力がでた。多少ペタペタ感は残るものの、その後のお手入れを邪魔しない程度のちょうどよい仕上がり。

 

安っぽいうるおい感ではなく、ちゃんと浸透しているのを実感できる製品!
付け心地が良く、刺激やアルコール感もないため使いやすい。うるおいと併せてハリや弾力がでて、肌全体のトーンがUPしたのも満足です。

オンラインで買える化粧水の中ではしっかりめのお値段だけど、この内容ならば納得です。

KOSE
肌潤化粧水 120mL/5,500円(税込)
トライアルセット:1,527円(税込)

 

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・肌極 はだきわみ

KOSE
化粧液 150ml/3,080円(税込)

※販売終了しています。

次は、「肌極(はだきわみ)」。
こちらもコーセーのブランドで、ドラッグストアなどで買える手軽さと価格が好印象。CMでも見かけること多いですよね。

〈肌極の成分と効果〉

・「ライスパワーNo.11」の他に、「アケビ茎エキス」、「緑茶エキス」、「シソ葉エキス」、「グリセリン」などの保湿成分を配合。
「ウォータリーシールド成分」を配合し、しっとりしたうるおいで満たしながら密閉してキープ。
・化粧水+乳液効果のある化粧液で、無着色、弱酸性、シトラスグリーンフローラルの香り。

〈肌極 化粧液の使用感〉

香り:意外なフローラルの香りで、けっこう強め。
テクスチャー:透明でやわらかいとろみテクスチャー。
付け心地:肌にのせた瞬間、化粧液のやわらかさを実感。美容液のようなとろみ。ただ、フローラルの香りと共に、アルコールっぽさが気になり、肌に少し刺激を感じた。
仕上がり:浸透はちょっと遅めで、ベタベタ感が表面に残る。肌がやわらかくなる感じはあり!表面にうるおいもあるが、中まで浸透している感じが物足りない。

 

「お米」のイメージをかき消すようなフローラル系の香りが化粧品らしさをだしつつも、アルコール感の残る使い心地に。

化粧液タイプなので、やわらかい付け心地ととろみ感が良い!
もう少し、肌への浸透感が欲しいところでした。表面にはうるおいが残るけど、内側まで浸透している感じが物足りなかったかな。

KOSE
化粧液 150ml/3,080円(税込)

※販売終了しています。

 

 

・ライスフォース

株式会社 アイム
ディープモイスチュアローション
120mL/8,800円(税込)

→ライスフォース公式サイト

最後に、「ライスフォース」。美容業界や芸能人でも愛用者が多い「ライスフォース」。
確かに、使っている方多いんですよね。この3品の中では価格帯も高級感あり!

〈ライスフォースの成分と効果〉

「ライスパワーNo.11エキス」を濃密に高配合。
ハワイの有名ホテルのエステで使用されているスキンケア。
・無香料、無着色、石油系界面活性剤不使用、動物性原料不使用、弱酸性など肌への優しさにこだわり。

〈ライスフォース ディープモイスチュアローションの使用感〉

香り:少しお米の成分のような香りあり。
テクスチャー:みずみずしい中にとろみ感のある、ゆるめの美容液テクスチャー。
付け心地:みずみずしく肌の上をのびていく。とろみがありながらも、軽めな感触。浸透感高く、肌にするっと入っていく感じ。
仕上がり:しっとり!だけど、表面にベタベタはなし。とろみテクスチャーのイメージより、軽いシンプルな仕上がり。肌のやわらかさともっちり弾力感がUP。

 

美容液のようなとろみ感と濃密なテクスチャーが特徴的な化粧水。

とろみテクスチャーなのに重くべったりとするのではなく、肌にするすると浸透し、内側からしっとりとさせる感じが満足!
肌がやわらかくもっちり弾力感もでて、高級感あふれる使い心地でした。

株式会社 アイム
ディープモイスチュアローション
120mL/8,800円(税込)

 

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ライスパワーエキス配合の化粧水を比較して、違いやおすすめは?

どれも化粧水自体の質感は、良し!
やわらかいとろみテクスチャーで、肌にのせた瞬間からやわらかく、のびが良いのです。

気になるのは、のばしたあとの浸透感。米肌とライスフォースは、するするとなじんで、肌への浸透が抜群!
中までうるおいが届けられてる実感がありました。

一方で肌極は、表面はベタベタが残るものの、内部までは保湿されていない感じが…。浸透力に欠ける印象。
化粧液だからこれで化粧水+乳液が完了!というタイプなのですが、これではかなり物足りないし、任せられないかな。

プレ化粧水やブースターと合わせたらまだいけるのでしょうか。
もう少しうるおいやハリ・弾力感が欲しかった!あと、ちょっと人工的なフローラルの香りとアルコール感が敏感肌には向かないような。

同じコーセーの米肌は、見た目はもっとアルコール感や香りが強そうな、普通肌向け化粧品!
というパッケージなのに、その中身はとても優しくてびっくり。肌が乾燥気味でもなじみます。

そして、ハリ・弾力に即効性が感じられ、コスパも合格な逸品!これ、もっとじわじわと人気でそう。

ライスフォースは、テクスチャーや付け心地が濃厚!濃密!美容液タイプの贅沢化粧水です。

肌にも、深い弾力がでますし、それでいてベタベタと表面に残らず、安っぽい保湿感ゼロなアイテムでした。

 

 

ライスパワーNo.11配合 化粧水比較の総合結果まとめ

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同じお米系スキンケアで「ライスパワーNo.11」を主としたブランドでも、その配合量や他の成分、処方のこだわり(無香料・無着色)によって、その使用感や効果は全然違いました!

お値段が手頃なのは、肌極。
高級感のある美容液タイプならライスフォース!
処方や効果、保湿感の高さを求めるなら、米肌が断然おすすめ!

うるおいスキンケアにこだわりたい皆さん。
「ライスパワー」が配合されたスキンケア、ぜひ試してみてくださいね!

 

   

その他 ライスパワー配合の人気スキンケア 

#RAIZ repair(ライースリペア)

ライースリペア トライアルキット
10日間/1,650円(税込)

すべてのアイテムに「ライスパワーNo.11」を高配合!
使い続けることで肌そのものの力をサポートし、肌老化サインをトータルケアする人気エイジングケア向けスキンケアです。

▷詳細をみる

関連記事:「ライースリペア  ライスパワー配合のエイジングケア化粧水などトライアルセットの効果を口コミより詳しくレビュー」

 

 

#ONE BY KOSE(ワンバイコーセー)

薬用保湿美容液 60mL/5,500円(税込)

「ライスパワーNo.11」に加えて豊富なサポート成分を配合し、うるおいバランスの整った肌へ導きます。肌あれにも効果的で、化粧ノリや化粧もちもアップ!

いつものスキンケアにプラスするだけの先行美容液タイプです。

▷詳細をみる

※この商品はリニューアルしています。

 

 

〈掲載商品一覧〉

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