スムージーの美肌効果〜肌悩み別おすすめ食材まとめ〜

一大ブームが起きてからも、支持され続けているスムージー。
その魅力や効果的な飲み方、美肌作用など改めてまとめてみました。

スムージーの魅力

味はもちろんのこと、ヘルシーさと作りやすさが魅力のスムージー。
生の野菜や果物をミキサーにかけることで栄養や酵素がたっぷり体内に入り、新陳代謝UPが期待できます。

また、作り方は、野菜や果物に水を加えるだけなので簡単！自分の好きなようにカスタマイズ出来るのも嬉しいですね。

スムージーの美肌への作用

果物や野菜に含まれているカロテノイドが顔色（血色）を良くし、健康的な見た目へと導いてくれます。

また、生野菜や果物のビタミンやミネラル、ファイトケミカルも加わって、美肌に生まれ変わります。

＼スムージーの飲み方と注意点／

■ 毎日続けること。
■ １日１リットル飲むこと。
■ 食事と一緒には飲まないこと。他の物を飲食する場合は前後４０分以上あける。
■ 豆類やでんぷん質の野菜（※）は、お腹にガスが溜まるため入れないこと。
※例：にんじん、なす、トウモロコシ、ズッキーニ、カリフラワー、白菜、キャベツ、芽キャベツ、カボチャ、オクラ、さやエンドウなど。
■ 牛乳やヨーグルトは使わないこと。その他にも市販のジュース、豆乳などのたんぱく質と一緒に摂ると栄養が吸収されにくくなります。

フルーツ：野菜は、６：４の割合で作るのがスムージーの基本！
とはいえ、初めての場合は無理に野菜を入れようとせずに、お好みのバランスで少しずつ慣れていきましょう。

肌悩み別×おすすめスムージー食材

今の肌悩みに合った食材を選び、より効果的にスムージーを取り入れましょう。

＼肌の乾燥には「きゅうりにレモンor酢」「小松菜」／

キュウリに含まれるシリカ（ケイ素・珪素）というミネラルには、コラーゲンの生成を助けシワのない弾力のある肌を作る効果があります。
ただし、同じくキュウリに含まれる「アスコルビナーゼ」という栄養素がビタミンCを破壊する力を持つため、一緒にレモンや酢を合わせるのがオススメ。

小松菜の「プロリン」という栄養素は、コラーゲンの主要な成分となるアミノ酸を豊富に含みます。葉野菜の中でもクセがないことから、グリーンスムージーに最適でしょう。

＼敏感肌対策には「大葉」／

大葉独特の香りの元となる「ペリルアルデヒド」は高い抗酸化作用と殺菌効果があります。
また、皮膚を丈夫にし、健康な肌作りの手助けをしてくれるカロテンも多く含むと言われています。

＼吹き出物対策には「パイナップル」／

ニキビなどの吹き出物は、皮膚の代謝が悪化し、老廃物が毛穴を詰まらせてしまうことで引き起こされます。

パイナップルは高アルカリ性のため、ニキビの原因となるバクテリアを防止する効果が。
そして「ブロメライン」という栄養素には、肌の炎症を抑える効果が期待できます。

＼エイジングケアには「ブルーベリー」「バナナ」／

ブルーベリーは、抗酸化成分を豊富に含む上に、「アントシアニン」という成分が活性酸素によるコラーゲンへのダメージを中和させてくれます。
その他にも「プロアントシアニジンオリゴマー」という成分は、コラーゲンとエラスチンの生成をサポートすると言われています。

バナナは肌荒れに効果的なビタミンB群も含む上に、抗酸化作用のある「ポリフェノール」も多いので、アンチエイジングに最適。
バナナの風味が加わることで一気に飲みやすくなるのも、大きな魅力ですね。

＼美白ケアには「キウイ」／

ビタミンCは、コラーゲンの生成を促したり、健康な肌状態を保つだけでなく、シワのできにくい肌へと導いてくれます。
血行も促進されることから、美白に最適なフルーツと言えるでしょう。

その他にもスムージーには、便通を良くしたり免疫力をアップなど、身体全体に様々な効果を与えてくれるため、それが結果的に美肌効果へと繋がります。

スムージーと美肌の関係 まとめ

どれだけ身体良くても、食べにくかったり作りにくかったりすると、どうしても途中で断念してしまいますよね。
その点スムージーは、飲みやすく作り方も簡単というところが、長く愛される理由なのでしょう♪

ただし、ビタミンやミネラル、酵素は、どうしても光や熱、酸化に弱いもの・・。時間が経つにつれ栄養価は下がってしまいます。
スムージーの持ち運びは極力避け、出来る限り、作りたてを飲むようにしましょう！