導入美容液とブースターの違い、役割、使い方は? 

今やスキンケアのアイテムカテゴリのひとつとして定着している“ブースター(導入美容液)”。
とは言え、その使い方や役割をまだいまいち理解していない!という人も多いのではないでしょうか?

今回は、導入美容液・ブースターについてまとめました。普段のスキンケア選びに、ぜひご参考くださいね。

▼人気のブースターや導入液を知りたいときはもくじから「敏感肌のブースター・導入美容液おすすめ10選」に移動してください。

  

ブースター・導入美容液とは

“押し上げる”、“高める”などの意味を持つ「ブースター」。
その意味の通り、ブースターには、後に使う化粧品の成分を浸透しやすくさせる効果が期待できます。

  

ブースター・導入美容液の使い方

各メーカーからさまざまな種類のブースターが発売されていますが、基本的には朝晩のクレンジングや洗顔の後、化粧水をつける前に使用します。

また、“プレ化粧水”と呼ばれる、コットンを使用した拭き取りタイプの化粧水もあります。

  

ブースター・導入美容液に期待できる効果

【洗顔料→化粧水】というのが一般的なスキンケアの行程ですが、ごわつきやかさつきなどゆらぎが気になる年齢肌は、しっかりと角質層までうるおいを届けられないことも考えられます。

洗顔後最初(化粧水の前)に、先にブースターを付けることで、肌表面がやわらかくほぐれ、化粧水が角質層まで浸透するような土台を作ってくれる他、スキンケア全体の浸透感・うるおい感がアップするような効果が期待できます。

・肌のpHをコントロールする
肌を一時的に中性〜アルカリ性にし、肌の動きを活性化させることで、肌がうるおってやわらかくなる。

・角質層までのルートをつくる
特殊な成分が角質層までのルートをつくり、美容成分を届ける。

・化粧成分のカプセルが、肌の奥に浸透する
小さなカプセルが角質層まで浸透して、肌をうるおす。

  

ブースター・導入美容液の違いは?

それぞれの呼び名の違い

「ブースター」「導入美容液」の他にも、「プレ化粧水」「先行美容液」などさまざまな呼び名がありますが、それぞれに違いはあるのでしょうか?

「プレ化粧水」の“プレ”は“前の”という意味。2種類以上の化粧水を使うとき、先に使う化粧水を指すことが多いようです。拭き取りタイプやみずみずしいタイプの化粧水は、プレ化粧水として使われます。
ブースター・導入美容液は、化粧水に限らず、美容液や乳液などにも使われ、“先行美容液”とも示されます。

どのタイプも「後につける化粧水などの効果を高めるため」に使われることが多く、スキンケアの中での役割や意味合いはほとんど同じものと言えます。

  

身近なスクワランオイルもブースターに?

「ホホバオイル」「スクワランオイル」「アルガンオイル」などの美容オイルは、浸透力が高く皮脂とのなじみもいいことから、スキンケアの最初に使うことでブースター・導入美容液としての効果も期待できます。この働きは、“ヴィークル効果”と名付けられ、「オイルの粒子が化粧水を肌の奥まで運んでいく」というイメージだそう。

美容オイルを導入美容液として使う際は、【洗顔後の肌にオイルを数滴、薄くのばす→化粧水→保湿ケアの蓋として再びオイル】という順で、ミルフィーユのように使いましょう。

ブースターとして付けるオイルの量が多過ぎると、ベタつきの原因やあとに付ける化粧水を弾いてしまうことがあるため、“少量”がポイントです。

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敏感肌のブースター・導入美容液おすすめ10選

敏感肌でも使いやすい、低刺激でうるおい感たっぷりのブースター・導入美容液をまとめています。
こちらの関連記事からチェックしてみてくださいね。

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導入美容液・ブースターの違いや期待できる効果まとめ

導入美容液・ブースターの役割や使い方、お分かりいただけましたか?

「基礎化粧品を色々と替えても、なかなか変化がみられない」という方は、目線を変えてブースターを取り入れてみるのもおすすめ。新しい肌変化が発見できるかもしれませんよ。

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