決して戻れない、永遠の憧れ!赤ちゃんの肌はなぜキレイ?

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スベスベでやわらかな「赤ちゃんの肌」。その美しさに思わずうっとりしてしまいますよね。うらましく思う女性も多く、少しでも赤ちゃん肌に近づけるようなスキンケアやメイクの特集が組まれることも。

今回はそんな赤ちゃんの肌がきれいな理由、そしてピュアな肌を目指すために日常気をつけることについてお話しします。

 

  

赤ちゃんの肌がきれいな理由

まずは、赤ちゃんの肌がきれいな理由を見ていきましょう。

  

その1.ダメージが少ない。

赤ちゃんは10ヵ月間お母さんの胎内で保護され、生まれてからしばらくの間も紫外線など外的刺激から免れています。

そのため、透明度も高く、キメ細やかな肌を保つことができるのです。

  

その2.水分・脂肪が豊富。

赤ちゃんの肌は水分量・皮下脂肪ともに多く、特に体内水分量は体重の8割もあると言われています。

その水分量は大人と比べて10%~15%多く、この差こそ、プルプルで透明感な肌の違いでもあります。

  

その3.新陳代謝が活発。

虫にさされたり、ひっかき傷などができてしまっても、1日で治ることが多い赤ちゃんの肌。

それは、新陳代謝が活発なことから正常なターンオーバーが行われ、肌が絶えず生まれ変わっているためです。

  

その4.皮膚の仕組み。

赤ちゃんの皮膚は、大人の約半分の薄さ。そのため肌荒れなどもしやすいのですが、その分肌表面に汚れやくすみを溜め込みにくく、角質が古くなったり変色しにくくなっています。

また、大人に比べて肌の表面積が小さいのに、細胞の数は大人と一緒。肌がキメ細かいことにも納得ですね。

  

赤ちゃん肌に近づきたい!
私たちが気をつけるべき10のこと

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それでは、上で説明したような赤ちゃんのような美肌に近づくために今からできることは??

  

\とにかく保湿/

私たちの体のほとんどが水でできており、水分なくして身体の器官はもちろん、肌を適切に機能させることは不可能です。

そのため、どんな肌質にも関わらず、肌に必要な栄養を浸透させて保湿してくれるスキンケアを使うことが大切。

オススメしたい保湿成分は「セラミド」。セラミドは皮膚に元々ある成分で、細胞と細胞をつなぐ役割があり、赤ちゃんの肌には隙間なくびっしりと存在いるそう。

また、肌の保水力をサポートするだけでなく、外的刺激から皮膚を守る「バリア機能」としても働くため、美肌作りには必要不可欠な成分です。

加齢と共に減ってしまうセラミドを補うためにも、毎日の基礎化粧品から肌にしっかり取り込みましょう。

  

\紫外線対策はしっかりと/

私たちの肌は日中、紫外線を浴び、吸収しています。

しかし、肌が日焼けのダメージを受けると新陳代謝が乱れ、「肌の生まれ変わり」がスムーズに行われなくなってしまいます。その結果、古い角質が肌に残り、乾燥の原因へとつながるのです。

また、そんな症状から守るため、肌そのものも皮膚表面を厚くしていきます(自衛手段)。結果、肌のスベスベ・ふわふわの度も低くなることに・・・。

よって、1年を通して日焼け止めは必須!ちょっとのお出かけや家事にもこまめに塗るようにしましょう。

  

\毛穴レスを目指すケアを/

毛穴は、赤ちゃん肌から遠ざかってしまう大きな要因。毛穴をキレイにし、目立たない肌を目指しましょう。

以下は、毛穴汚れに効果的なケアのひとつです。ぜひ参考にしてみてください。

1.まずは、スクラブや酵素洗顔、AHAコスメなどで優しく古い角質を取り除きます。
2.オリーブオイルやローズヒップオイル、アルガンオイルなどを気になる毛穴になじませます。
3.スチーマーやホットタオルでその部分を包み込み、温め、毛穴をゆるませましょう。
4.人差し指に清潔なガーゼやコットンを巻き付け、両方の指の腹で毛穴の詰まりを押し出します。このとき、爪を立てたり、強く押しすぎないこと。出てこない部分は、また次回に持ち越しましょう。
5.化粧水や引き締め化粧水をたっぷりコットンに含ませ、優しくパッテイングし毛穴を引き締めます。

このケアで注意したいのが、洗顔方法です。

洗うときにゴシゴシとこすったり、10回以上すすいだりすると皮膚のバリア機能が低下し、乾燥や炎症が起きやすくなります。ケアをする際は、無理なく優しく行いましょう。

週1~2回取り入れると効果的だそう。

  

\睡眠をしっかりとる/

日常生活で特に大切なのが、睡眠。夜22時~深夜2時のゴールデンタイムには就寝していることが重要です。

もちろん、この時間までにメイク落としも済ませるようにしましょう。

  

\水分を摂る/

肌の乾燥を感じた時、スキンケアで保湿することも大切ですが、その効果を高めるためにも意識してほしいのが「内側の保湿」です。

目標は“1日2リットル以上の水を飲むこと”。身体の内側からも乾燥対策をしましょう。

また、お茶やコーヒーなどカフェインを含んだものは利尿作用があり、体内の水分と共に必要なミネラルまでも排出してしまうので注意が必要です。

水分をしっかり取ると血液やリンパの流れが良くなり、老廃物の排出も促されるため新陳代謝も高まることから、より「赤ちゃん肌」に近づくことができるかもしれません。

  

\食事に気をつける/

肌の主な成分は、たんぱく質。また、美肌をつくると人気の「コラーゲン」もたんぱく質のひとつです。

そして、角質の材料となる「ケラチン」は、動物性たんぱく質に多く含まれています。そのため、肉もしっかり食べないと肌は乾燥しやすくなります。pic

なお、肌の新陳代謝を助けるビタミンB2やビタミンB6、皮膚細胞の働きを正常化して肌本来の美しさを引き出す作用のあるビタミンAなども、積極的に摂りたいところ。

鉄分も、日本人女性の4人に1人が不足していると言われており、意識的に摂取する必要があります。鉄分が不足することで抵抗力や免疫力が低下して、肌トラブルが起こるだけでなく、コラーゲン生成にもストップがかかってしまうので注意しましょう。

  

試してみて!
お風呂で歯磨きをして美肌に♪

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赤ちゃんのあふれるほどの唾液には「パロチン」と呼ばれる美肌ホルモンが含まれています。
しかし、加齢とともにパロチンの分泌は減少傾向に。

そこでオススメしたいのが、「お風呂で歯磨き」です。

体を温めてリラックスすると副交感神経が優位になり、その状態で口の中を刺激すると、”サラサラのいい唾液”がたくさん分泌され、パロチンも出やすくなり、肌がキレイになるそう。ぜひお試しください!

  

まとめ

ずっと赤ちゃんの時の肌でいるというのは無理な話ですが、赤ちゃん肌に近づくためにできることは沢山あります。

丁寧な生活・丁寧なスキンケアを心掛けて、赤ちゃんのようなスベスベでやわらかな肌を目指しましょう。

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