紫外線対策、美白ケアは真夏のイメージがありませんか?
実は、まだまだ肌寒い春から、紫外線量は着々と増えているんです。その頃から、美容雑誌やメディアでも、UVケアや美白ケアの特集や商品が多く掲載されるようにもなりますよね。
「敏感肌の美白ケア」って、うるおいや使用感の面で少し抵抗がある人も多いのではないでしょうか。今回は、そんな敏感肌のことを考えて作られた3つの敏感肌向けブランドの美白美容液を実際に使って比べてみました。
使用した美白美容液は、
・dプログラム ホワイトニングクリアエッセンスEX
・ミノン アミノモイスト® 薬用マイルド ホワイトニング
・ファンケル ホワイトニング エッセンス
の3アイテム。
成分、特長、使用感、敏感肌へのアプローチはどうか?などを中心に、詳しく見てみたいと思います。
#dプログラム
ホワイトニングクリアエッセンスEX
50ml/4,800円(税抜)
【医薬部外品】
くすみがちな肌に透明感を与え、調子の良い肌を保つ整肌・美白美容液。「m-トラネキサム酸」でシミ・そばかすを防ぎながら、うるおいを与えて透明感のある澄んだ美肌へと導きます。
美白成分美白有効成分:m-トラネキサム酸 |
〈敏感肌向けの特徴〉
・厳選成分生まれ、クリーン製法
・パラベン(防腐剤)フリー、アルコール(エチルアルコール)フリー、鉱物油フリー
・無香料、無着色
・低刺激設計。(敏感肌の方によるパッチテスト済み)
▷使用感
みずみずしいミルクのような美容液。のび・なじみがよく、すーっと肌に入っていく感覚があります。
無刺激で、敏感肌向けならではのやさしさを感じるやわらかい使用感。しっとりとうるおい、すべすべとした仕上がりになります。
気になったポイント美白成分でのアプローチというよりは、うるおいによる透明感を引き出したり、バリア機能を整えることで肌を健やかに。シミ・そばかす&肌の色ムラの原因にもなる肌荒れやニキビを予防する美白美容液。 |
#ミノン アミノモイスト®
薬用マイルド ホワイトニング
30g/オープン価格
(2,250円 ※アマゾン価格)
【医薬部外品】
うるおいをチャージしながら、メラニンの生成を抑制し、シミ・そばかすを防ぐ保湿&美白美容液。日やけ・雪やけ後のほてりを抑えて、肌をひきしめる効果もあります。
美白成分美白有効成分:ビタミンC誘導体(L-アスコルビン酸 2−グルコシド) |
〈敏感肌向けの特徴〉
・無香料・無着色
・肌と同じ弱酸性
・アルコール(エチルアルコール)、パラベン、紫外線吸収剤フリー
・アレルギーテスト、パッチテスト、スティンギングテスト(使用直後の刺激感を確かめるテスト)済み
・敏感肌・乾燥肌の方によるテスト済み
▷使用感
みずみずしいジェルですが、3アイテムの中で一番濃厚さを感じました。じわじわとなじみ、浸透感も高い。
つけた直後は、ぷるんと水分で満たされ、なじむとさらっとした仕上がりに。(表面が少しキシキシとする感じもあり・・・。)
その後にクリームを重ねると、クリーム単体使用よりも保湿感が増します。刺激もありません。
気になったポイント美白に対してのアプローチは「ビタミンC誘導体」のみ。「9種の保潤アミノ酸」など、うるおいへのアプローチが強めの印象。 |
#ファンケル
ホワイトニング エッセンス
18ml/3,000円(税抜)
【医薬部外品】
メラニンが発生する前の「シミの元」をブロックする美白美容液。美白有効成分「アクティブビタミンC」や「VC・VE複合体」の力で、透明感あふれる肌へ速攻アプローチする。
\美白成分/美白有効成分:アクティブビタミンC(ビタミンC・2—グルコシド) |
〈敏感肌向けの特徴〉
・防腐剤・香料・合成色素・石油系界面活性剤・紫外線吸収剤不使用
・肌と同じ弱酸性
・製造年月日入(フレッシュ期間:開封後/60日以内 未開封/1年以内)
▷使用感
3商品の中では、一番みずみずしい質感のジェルタイプ。のばすと、ぺったりと密着するような濃密さも感じる。
テクスチャーがやわらかく、肌にすっとなじみ、刺激もなく使いやすい印象。なめらかな肌に仕上がりました。
気になったポイント成分は、3アイテムの中でも一番メラニン生成抑制へのアプローチが考えられていて、美白ケアとして期待度の高い美容液だと感じた。 |
項目別でお気に入りの
敏感肌向け美白美容液はどれ?
ここまで使った3ブランドの美白美容液を気になる項目ごとに比べてみました!
保湿力を一番感じられたのは?
★ミノンアミノモイスト
どれも、保湿に関しては同じ満足度!あえて順位をつけるなら、ミノンが一番しっとりとしたように感じました。
ファンケルとdプログラムは、ほぼ同点でしょう。
浸透感が高いのは?
★ファンケル
どれもすーっと肌になじむ感触が印象的でした。その中でもファンケルが、一番浸透感が高い仕上がりに!
刺激はあった?
★どれもなし
もともとの肌の調子が悪くなければ、特に刺激など違和感もありませんでした。
敏感肌へのアプローチ力は?
★dプロ=ミノン=ファンケル
どの美白美容液も、それぞれ敏感肌への処方に工夫がされていると思いました。さすが、敏感肌向けブランドの製品。
美白ケア成分への期待度は?
★ファンケル
どれも“予防美白”のための美白美容液なので、効果が1日や2日で分かるものではありません。
その中でも成分や機能面で見ると、ファンケルが一番期待できそう。その次はdプログラムで、ミノンは保湿ケアの成分が豊富な印象です。
コスパがいいのは?
★ミノンアミノモイスト
やはり、一番プチプラなミノンの美白美容液は、コスパだけで見たら一番優秀!美白ケア成分としては「ビタミンC誘導体」のみですが、「ビタミンC誘導体」は色々な美肌効果にも期待できる有能成分。
アミノ酸でやさしく保湿しながら、美白ケアもできるので敏感肌や乾燥肌ケアとしても◎。
敏感肌向け美白美容液比較のまとめ
どのブランドの美白美容液も使用感や敏感肌向けのコンセプトがよく考えられていて、甲乙つけがたいところ。シミ・そばかすの原因となるメラニン生成にアプローチをする、予防的な美白ケアという点も共通でした。
テクスチャーを含め、使用感や仕上がり、保湿感などもとても似ているなという印象で、特に、ミノンとファンケルは「ビタミンC誘導体」での美白アプローチという点も同じでした。
あえて順位をつけるなら、美白有効成分をしっかり配合している印象の「ファンケル ホワイトニングエッセンス」が一番期待ができそう。こだわりの無添加処方も敏感肌には嬉しいです。
「保湿や肌荒れ対策の美容液としても使いたい!」、「美白ケア成分がしっかり入っているものが良い!」と、好みやこだわり、今の目指す肌に合う美白美容液を見つけて、この夏もお手入れしてみましょう。
敏感肌の美白美容液選びで注意すべきポイント
はじめは刺激なく使えて、安心!と思っていても、使い続けていく間に赤みやかゆみが出ることもあります。
ホルモン周期や特にデリケートな肌状態で不安のあるときは、パッチテストを行ってから使用するなど、様子を見ながら使ってみてくださいね。
〈掲載商品一覧〉
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