雪肌精とハトムギ化粧水 似ている化粧水の違いを比較! 成分や使用感を比べてみました

ナチュリエの「ハトムギ化粧水 スキンコンディショナー」とコーセーの「薬用雪肌精」。どちらも「ハトムギエキス」が配合されており、長年多くの人に愛されている化粧水ですよね。

透明感への効果・さっぱり感などは同じ印象なものの、価格やブランドイメージ自体は異なり、どちらを買うか迷う人も多いようです。

今回は、中身や使用感の違いなど「ハトムギ化粧水」と「雪肌精」の2本を比較してみました。

 

  

はじめに!「ハトムギエキス」の効果とは

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「ハトムギ」は、漢方やサプリメントとしても使われている植物で、いぼ取りにも効果があるそう。

化粧水に含まれているハトムギエキスは

✓保湿効果
✓肌荒れを防ぎ、肌のきめを整える
✓日焼け後の肌の赤みを抑える
✓美白効果

など、美肌にうれしい機能性が豊富に期待できる成分です。

  

ハトムギ化粧水と薬用雪肌精
それぞれの成分と特長

それでは、ハトムギ化粧水と雪肌精の特長・成分を見ていきましょう。

  

■ナチュリエ ハトムギ化粧水 スキンコンディショナーの成分と特長

ナチュリエ スキンコンディショナー
500ml/715円(税込)

500mlを715円で購入できる大容量のプチプラ化粧水!

肌にうるおいを与える&整える、シンプル処方です。「スキコン」の名称でも愛されていますね。

全身に使用できる上にさっぱりしたうるおい感で、家族みんなでの使用も可能です。

 

主な成分

ハトムギエキスのほか、保湿効果のある「グリセリン」や抗炎症作用のある「グリチルリチン酸2K」が配合されています。

とてもシンプルな処方で、香料や着色料も使用していません。

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■コーセー 薬用雪肌精の成分と特長

薬用雪肌精
200mL/5,500円(税込)

肌荒れや乾燥を防ぎ、透明感の高い肌へ

医薬部外品の薬用化粧水。

東洋で使われている植物成分に着目し、肌荒れや乾燥を防ぎ、透明感の高い肌へ導きます。

 

主な成分

ハトムギ化粧水同様、「グリチルリチン酸2K」が配合されています。医薬部外品の有効成分として配合されているので、配合量はハトムギ化粧水よりも多いと思われます。

その他にも「トウキエキス」や「メロスリアエキス」など和漢植物成分がうるおいを与え、美白効果が期待できます。

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ハトムギ化粧水と薬用雪肌精の使用感は違う?

  

■ハトムギ化粧水の使用感

ハトムギ化粧水のスキコンは、価格もリーズナブルでばしゃばしゃ使えるみずみずしい使用感です。

軽めの水のような質感のため、保湿力としては少し感じられる程度。ローションパックをすると肌がやわらかくなり、しっかりとうるおいを感じられます。

その分、後につける乳液やクリームの邪魔をしないので、どんなスキンケア製品とも合わせやすいアイテム!

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■薬用雪肌精の使用感

薬用雪肌精のテクスチャーも、水に近いとろみのない化粧水。ハトムギ化粧水より、つけた瞬間のスーッとする清涼感があり、肌温度が少し下がるようなひんやり感を感じます。

使用直後の化粧水が乾くまでは軽いしっとり感が残りますが、時間がたつとサラサラ肌に。

また、ハトムギ化粧水は無香料なのに対し、薬用雪肌精はベビーパウダーのような、どこか懐かしい香りがします。

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ハトムギ化粧水と雪肌精
肌悩み・効果別のおすすめ化粧水はこっち!

肌悩みや欲しい効果によって、どちらの化粧水がおすすめかを解説します。

  

#保湿ケアには、ハトムギ化粧水

どちらの化粧水も乾燥肌ケアしたい人にとっては、保湿の持続性はそれほど高いわけではなく、保湿アイテムとして考えるとこの化粧水では物足りなく感じるかもしれません。

それでも、単体使用で保湿力を感じたいなら「ハトムギ化粧水」がおすすめ。

ハトムギ化粧水の保湿成分は、グリセリンやハトムギエキスとシンプルですが、重ね付けやローションパックすることで保湿力をより感じられます。

一方で、後につける乳液やクリームの保湿効果を高めたいなら「雪肌精」がよさそう。

エタノールの配合量が多く、清涼感があり、しっとりというよりもさらさら肌に。そのため、肌表面を清潔に整え、乳液やクリームのなじみやすい肌を作ってくれます。

  

#浸透感が高いのは、雪肌精

「ハトムギ化粧水」にくらべ、「雪肌精」の方がより浸透感が高いです。

さらっとしていて、夏のべたべた感やほてりが気になるときにも即効性あり。

また、肌荒れ、ニキビ肌、ごわついている肌にも浸透し、肌悩みを解決してくれそう。

  

#肌へのやさしさ重視なら、ハトムギ化粧水

「雪肌精」は、つけた瞬間とてもひんやりして気持ち良いのですが、敏感肌でアルコールがダメな時には、エタノールの配合量が多いため、赤みが出るなど、刺激を感じてしまう場合もあるかもしれません。

一方で、「ハトムギ化粧水」もエタノールが配合されているものの、清涼感をほとんど感じない処方で水のようなやさしさ。その分、即効性は感じにくいかもしれませんが、カサつきなどの悩みがあるときにも長く使える化粧水です。

  

#ニキビや肌荒れケアには

《やさしいケアならハトムギ化粧水》

「ハトムギ化粧水」は、たっぷり使用できるため、保湿しながらも肌を整え、使い続けることで効果を実感できるアイテムでしょう。

《即効性は雪肌精》

「雪肌精」は医薬部外品のため、有効成分「グリチルリチン酸2K」が「ハトムギ化粧水」よりも多く含まれています。肌荒れやニキビができてしまった肌の炎症を抑える効果が期待できます。

また、植物成分が肌へうるおいを与えますが、しっとりしすぎません。その時々にあわせて、化粧水のあとのクリームや乳液の量を調節し、水分油分のバランスを整えられます。

  

#透明感ケアなら、雪肌精

透明感を検証するため、2品を半顔ずつ使用してみました。

ほんの少しですが、「雪肌精」を使用したほうが肌ツヤが明るくなり、透明感もでたように思います。

  

雪肌精とハトムギ化粧水の比較まとめ

今回は、価格の違う2つの化粧水を比較してみましたが、成分、香り、使用感ともにそれぞれの良さがありました。

「ハトムギ化粧水」は、良心的な価格とシンプルな処方で肌悩みがない時も、家族みんなで使える化粧水。

雪肌精は、特に肌荒れや美白効果を感じたい時、肌悩みを攻めのケアで改善したい時に向いていると感じました。

また、いずれの化粧水もさっぱりとした使い心地なので、洗顔後の肌を清潔に保ち、その後のスキンケアの浸透をより効果的にしてくれる「プレ化粧水」としての使用もおすすめ。

どちらを買おうか悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてくださいね!

 

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