メイクの仕方は研究したことがあっても、“メイク直しの方法は長年、自己流かも・・?”という人も多いはず。会社の昼休みなど限られた時間で、どこをどのように直せばいいのかは悩み所ですよね。
実は、メイク直しにも抑えておくべきコツやポイントがあって、その時々の肌タイプによっても、メイク直しの方法も変えるのがベターなのだそう。
そこで今回は、乾燥肌におすすめのメイク直し方法やコツ、必要アイテムなどをご紹介します。
もくじ
・乾燥肌でも、メイク直しは必要?
・乾燥肌のメイク直しポイントコラーゲンの原料とは何?
・これはポーチに忍ばせておくべき!乾燥肌のメイク直しアイテム
♯乳液やクリーム
♯パウダーファンデもしくはお粉
♯コンシーラー
♯リップクリーム
・乾燥肌の上手なメイク直し方法
♯01. 水分と油分のバランスが絶妙!「乳液」でメイク直し
♯02. スキンケアブランドもおすすめ!「クリーム」でメイク直し
・逆に、これは避けたい!乾燥肌のメイク直しアイテム
♯油とり紙
♯ミスト化粧水&スプレー
・まとめ:乾燥肌でもメイク直しは必要。お役立ちアイテムをポーチに忍ばせておきましょう!
乾燥肌でも、メイク直しは必要?
あまり皮脂量の多くない乾燥肌であっても、メイク直しはマストです。
乾燥肌の場合、肌の油分・水分のバランスが悪く、朝のスキンケアから時間が経つと、乾燥により皮脂分泌量が増えていきます。すると、皮脂とメイクが混ざり、“毛穴落ち” や“毛穴浮き”などが起こるため、徐々に化粧崩れが気になるように。
さらに、そこに汗をかくことで状況は悪化。
汗は水分なので、蒸発する時にますます乾燥し、乾燥を感じた肌からまた皮脂が出る・・・という負のスパイラルに陥ってしまうのです。
乾燥肌のメイク直しポイント
乾燥肌のメイク直しのポイントは、失われた水分・油分を与える保湿系のアイテムを使うことです。
乳液・クリームなどで、汚くなったメイク部分を取り除き、“毛穴落ち”を防ぎましょう。
ただし、乳液・クリームは油分が多いので、そのままにしておくと再びメイクが崩れてきてしまいますし、UVカット効果がないものが一般的なため、肌が紫外線の影響を受けやすい状態となってしまいます。
後のメイク崩れや紫外線の影響を防ぐために、パウダーファンデーションやコンシーラー、お粉などで毛穴を埋めましょう。
すると、メイクしたてのようなフレッシュな肌状態をキープできますよ。
これはポーチに忍ばせておくべき!
乾燥肌のメイク直しアイテム
これは役立つ!という基本のメイク直しアイテムをご紹介します。
・乳液やクリーム
普段のスキンケアで使っている乳液やクリームでOKです。
「セラミド」や「ヒアルロン酸」などの保湿成分を含む製品は、特に乾燥肌におすすめです。
・パウダーファンデもしくはお粉
乳液やクリームで保湿した後は、仕上げにパウダーファンデやお粉をプラスすることで油浮きが抑えられ、メイクが崩れにくくなります。
カバー力と保湿力を兼ね備えたアイテムで、肌に優しいものを選ぶと良いでしょう。
また、フェイスブラシでサッと付けるとムラなく、厚塗り感が出ないので、ナチュラルな仕上がりに。
・コンシーラー
クマやシミ、鼻の周りの赤みをカバーするコンシーラー。スティックタイプのものは、かさばらないので1本ポーチに入れておくと便利です。
乾燥肌におすすめは、保湿力の高いスキンケア発想のコンシーラーです。低刺激でナチュラルなブランドを選ぶと、肌への負担も最小限に抑えられるでしょう。
・リップクリーム
乳液やクリームなどの保湿アイテムを忘れてしまった・・・という時、ポーチやポケットの中に「リップクリームが」あれば、お直しに活用できます。
マスカラやアイラインが下まぶたについてしまっている時にも、指先や綿棒に取ったリップクリームを気になる部分にチョンチョンとつけてみましょう。
スーッとするメンソール系や、色つきのリップ以外であれば問題なく使えるでしょう。
乾燥肌の上手なメイク直し方法
それでは、実際にメイク直しアイテムを使ったメイク直し方法をお伝えしていきます。
♯01. 水分と油分のバランスが絶妙!
「乳液」でメイク直し
水分と油分のバランスが良い「乳液」。肌タイプ問わず、メイク直しに乳液を使うという人は多いようです。
会社に乳液のボトルをそのまま持っていくのは大変だと思うので、
①サンプルやトライアルサイズをポーチに入れておく
②乳液を染み込ませたコットンを、ジップロックに入れて持っていく
などの工夫をしましょう。
②のようにすでに乳液をコットンに染み込ませておけば、持ち運びの際の荷物も減ってとっても便利!
ぜひ、試してみてください。
メイクの直し方
コットンに乳液を染み込ませて、気になる頬や鼻の周辺、口元など、崩れたメイクを取り除きましょう。(コットンにつける乳液の量は10円玉大くらいです。)
目元は、小回りの効く綿棒を使うとより便利です。
こすらないように優しくメイクオフし、その後にファンデーションなどで整えます。
♯02. スキンケアブランドもおすすめ!
「クリーム」でメイク直し
乳液よりも油分を多く含むクリームでのメイク直しは、より保湿しながら気になる部分をうるおし、整えることが可能。
乾燥肌の人や、エアコンを入れて乾燥しやすいシーズンにもおすすめです。
敏感肌専門スキンケアブランド「DECENCIA(ディセンシア)」の社員の方も、以下のようなクリームメイク直し方法を推奨しています。
メイクの直し方
綿棒の先にクリームを少量つけて、マスカラが落ちてしまった目元や、頬の乾燥している箇所を軽く押さえます。
ファンデーションのヨレが目立つ“ほうれい線周り”もポイントです。
こすってしまうと、ファンデーションのヨレに繋がりますので、クリームでメイクを直した後は軽くティッシュオフをして、パウダーで仕上げる方法をおすすめします。
逆に、これは避けたい!
乾燥肌のメイク直しアイテム
・油とり紙
乾燥肌のメイク直しには、「油とり紙」は使わないようにしましょう。
Tゾーンのテカリを抑えるのに便利な油とり紙ですが、乾燥肌の場合、皮脂を“取り除こう” “抑えよう”とするほど、余計に分泌されてしまうのです。
気になるテカリは、軽くティッシュオフする程度に留めておくのがベスト。
乾燥肌のメイク直しは、“皮脂はうるおいを与えながら、取り除く”と覚えておきましょう。
・ミスト化粧水&スプレー
乾燥が気になった時に、ミスト化粧水やスプレーをシュシュっと振りかけている女性を会社でも見かけますが、一般的に「水」が主成分のミスト化粧水&スプレーは、乾燥肌のにはおすすめできません。
水分が蒸発する際に肌の水分も奪われ、さらなる乾燥を招いてしまうからです。
おすすめのミスト化粧水&スプレーは、オイルや美容液成分が豊富なもの。
お風呂上がりにシューッと吹き掛けるナチュラルな温泉水タイプではなく、オイルや美容液など油分が入っていて蒸発しにくいスプレーを選びましょう。
まとめ:乾燥肌でもメイク直しは必要。お役立ちアイテムをポーチに忍ばせておきましょう!
化粧崩れは、皮脂の少ない乾燥肌でも起こるもの。スキンケアで保湿をすることはもちろん大切ですが、メイク直しの時にも保湿系のアイテムを使うと、肌の乾燥も気になりにくくなるでしょう。
そして、“毛穴落ち”したメイクを浮かせて取り除く上で乳液やクリームは大変便利なので、これまでメイク直しに使ったことがないという人は試してみてくださいね!
乾燥肌の人は乾燥肌向けのメイク直しアイテムや方法を知っておくと、朝だけでなく、1日中きれいな肌をキープできますよ。