ミノン キュレル アルージェを比較 敏感肌向け保湿化粧水や乳液の違いを比べてみました

ミノンかキュレルかアルージェか・・・敏感肌向けスキンケア結局どれがいいの?

普段から敏感肌タイプの人はもちろん、季節の変わり目や乾燥が激しい時期など、肌が少しゆらぎ気味に感じる人も多いはず。

普段のスキンケアではしみてしまったり、かゆくなってしまうことも。
低刺激処方で優しい敏感肌向けのアイテムに切り替えたいな、と思いますよね!

そんなときによく選ばれるスキンケアがこちらの3ブランド。

左からミノン・キュレル・アルージェ

今回は、ドラッグストアでも手軽に購入できる人気の敏感肌向けブランドから

・ミノン アミノモイスト
・キュレル
・アルージェ

を比べてみました。

価格帯やコンセプトは似ていても、メインとなる成分や使い心地などは異なります。
特長や成分のおさらいをしながら、実際の使用感などからおすすめや上手な選び方をレクチャーしたいと思います!

ドラッグストアでどれにしよう?と迷った時、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

 

ミノン・キュレル・アルージェの成分や特長の違い

今回使ったのは敏感肌向けスキンケアの代表的な3ブランド、ミノン・キュレル・アルージェ。

まずは、各ブランドの特長や成分をおさらいしながらまとめてみました。

 

第一三共ヘルスケアのミノン アミノモイスト

乾燥肌・敏感肌にシンプルケアでうるおいを与えるスキンケアブランド「ミノン」。
天然保湿因子の減少で水分不足&硬くカサカサになった肌を、保潤アミノ酸の力でバリア機能をサポートします。

 

ミノンの歴史

・2019年に「ミノンアミノモイスト」誕生から10周年を迎えた。
・「敏感肌・乾燥肌向け」に加えて、2019年春には、ニキビや皮脂が気になる敏感肌向けの「敏感肌・混合肌向けライン」がスタート。
・メンズシリーズの「MINON MEN」もあり。

まず、1970年代に洗浄料ブランド「ミノン」として誕生。
そこから敏感肌のフェイシャルケアを極めるブランドとして「ミノン アミノモイスト」が2009年にスタートしました。

 

ブランドコンセプト

「ゆらぎやすい敏感肌の方へ」

やさしいだけじゃ物足りない・現状以上のうるおいがほしい・スキンケアが楽しめてなくて損してる気がする
という敏感肌の声をもとに、やさしさ+α美容効果を追求したスキンケアを開発。

低刺激処方を守りながら、敏感肌をすこやかに美しく、手応えのあるスキンケアを目指して作られています。

 

基本保湿ケアのラインナップ

・モイストチャージローションⅠ・Ⅱ(化粧水)
【150ml/オープン価格(1,500円〜2,000円前後)】
・モイストチャージミルク(乳液)
【100g/オープン価格(1,500〜2,000円前後)】
・モイストバリアクリーム(クリーム)
【35g/オープン価格(1,800〜2,500円前後)】

 

主な成分

・9種の保潤アミノ酸
・アミノ酸系セラミド類似成分
・うるおい膜成分(リピジュア®︎-NR)
・2種の清透アミノ酸

敏感肌向けの嬉しい処方

無香料・無着色弱酸性、アルコール(エチルアルコール)無添加、パラベンフリー、紫外線吸収剤フリー、アレルギーテスト済み、パッチテスト済み、スティンギングテスト済み、敏感肌・乾燥肌の方による連用テスト済み

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キュレル

肌荒れ・カサつきをくり返しがちな乾燥性敏感肌向けのスキンケアブランド「キュレル」。

肌の必須成分「セラミド」が不足しがちな敏感肌・乾燥肌のため、肌本来のセラミドの働きを守り・補い、肌のバリア機能をサポートするのが、キュレルの「セラミドケア」です。

 

基本保湿ケアのラインナップ

・化粧水Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ【150ml/1,800円】
・乳液【120ml/1,800円】
・潤浸保湿 フェイスクリーム【40g/2,300円】

 

主な成分

・うるおい成分(ユーカリエキス)
・消炎剤(アラントイン)
・【乳液のみ】セラミド機能成分

※セラミド機能成分が入っているのは、乳液とフェイスクリームのみ!
化粧水には入っていないため、ラインで使うことをオススメします。

 

敏感肌向けの嬉しい処方

弱酸性、無香料・無着色、アルコールフリー(エチルアルコール無添加)、アレルギーテスト済み、乾燥性敏感肌の方の協力によるパッチテスト済み

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アルージェ

肌のバリア機能の重要性に着目し、「バリア保湿(乱れ弱った肌のバリア機能を整える、敏感肌のための機能性保湿)」にこだわった低刺激処方のスキンケアブランド「アルージェ」。

高浸透を可能とした「ナノ化天然セラミド」で、セラミドを補うだけでなく肌のセラミド産生を促し、肌が自らうるおう力を高めます。

 

基本保湿ケアのラインナップ

・モイスチャーミストローションⅠ・Ⅱ
【150ml/2,300円】
・モイスチャーリッチローション
【120ml/2,500円】
・モイストトリートメントジェル【50ml/1,800円】
・エッセンスミルキークリーム【35g/2,200円】
・エクストラモイストクリーム【30g/2,500円】

 

主な成分

・ナノ化天然セラミド
・カンゾウ葉エキス
・トリメチルグリシン
・肌荒れ防止の有効成分(グリチルリチン酸2K、ε-アミノカプロン酸)

 

敏感肌向けの嬉しい処方

弱酸性、無香料・無着色、鉱物油無添加、表示指定成分無添加、ノンアルコール、ノンパラベン、敏感肌の方のご協力によるパッチテスト済み、アレルギーテスト済み、コメドテスト済み

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ミノン・キュレル・アルージェの使用感を比較!

それでは、実際に使った使用感からミノン・キュレル・アルージェを比較してみましょう。

 

ミノン

ミノンは、みずみずしい中にとろみ感のある化粧水と、のびのいいまろやか乳液。
とろみのある化粧水はしっとりとなじみ、適度に密着感があります。とろみタイプなので、じわじわ浸透していく感じ。

乳液は、濃厚だけどまろやかでのびが良いです。こちらも密着するようになじんでいき、もちもちとしたうるおい肌に。

ラインで使うと肌がぷるっとうるおい、乾燥対策としても持続性を感じます。

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キュレル

キュレルは、とろみのないみずみずしい化粧水とやわらかな乳液。
化粧水は水分感が高く、パシャパシャ系のイメージ。ただ、なじむとしっとり&肌もふっくらします。

肌なじみよく、しっとりとなじむ乳液は、よりぷるんとうるおうように感じました。

翌朝も乾燥を感じることはありませんでしたが、キュレルには同シリーズのフェイスクリームも発売されているので、さらに保湿ケアしたい場合はクリームまで使うのも◎。

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アルージェ

アルージェは、みずみずしいけどしっとり感のあるミスト化粧水とみずみずしいジェルミルク。

化粧水のミストをした後、しっかり手のひらでなじませると、浸透感がアップします。
ミストでシュっとかける付け心地は、お風呂上がりの火照った肌に気持ち良い!

なお、化粧水はみずみずしい後肌のため、すぐに次の保湿アイテムを塗布するのがおすすめです。

乳液は、ミルクと混ざったようなジェルテクスチャーがとてもみずみずしく、一見、適量は少なく感じますが、伸びがとても良いです。
化粧水だけでは足りなかった保湿を、ここで補う感じに。

さらにこの後、「エッセンスミルキークリーム」も使ってみました。濃密ながらもやわらかく、こちらものび良し。肌に密着し、保護感を与えてくれます。

すべて終えると、ぷるっと肌が整います!ジェル乳液まででもうるおい感はありますが、乾燥対策にはクリームまで使った方がより安心感が得られるでしょう。

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こんな時にはどの化粧水や乳液を使うのがおすすめ?
ミノン・キュレル・アルージェの違い

いろいろな肌状態に対してどれがオススメか、それぞれのアイテムを実際に使ってチョイスしてみました!

使った季節:冬
使った時の肌状態
目に見えたひどい肌荒れはないが、敏感気味な肌状態。

 

①ピリピリ敏感肌を労わりたい時にはアルージェ

3ブランドどれも敏感向けの処方ではありますが、無添加へのこだわりなど、アルージェがより敏感肌に対しての処方がしっかりしていると思いました。
実際使ってみても、アルージェが一番低刺激だと感じます。

他の2ブランドは、肌状態によって少しかゆみや刺激があった中、アルージェは何度使っても優しい使い心地が好印象です!

 

②カサつき・粉吹き肌にはミノンとアルージェ

★ミノン

実際に使った感じで、保湿感に大きな違いはありませんでした。

その中でも、仕上がりの感じや翌朝のしっとり具合は、ミノンが一番高保湿だと感じました。

人の体は水分:60〜70%、アミノ酸:20%と、アミノ酸は肌の保湿にも必須だそう。そんなアミノ酸を中心としたミノンの保湿成分にも期待ができます。

 

★アルージェ

成分の面で言えば、アルージェもカサつき肌に期待大!

肌のバリア機能に着目しているアルージェは、セラミドをただ補うだけでなく、肌のセラミド産生にもアプローチし、強く健やかな肌へと導く“機能性保湿”が魅力です。

さらに高保湿を実感したいなら、化粧水+乳液に加えて、クリームまで使うのがベター。
化粧水は、もっとしっとりな「モイストリッチローション」もあり、さらにクリームも「エクストラモイストクリーム」というより深いうるおいが感じられる種類もあるので、カサつき肌をケアしたい人はチェックしてみて!

 

③インナードライ・混合肌寄りで、みずみずしいうるおいがほしい時はキュレルとアルージェ

★キュレル

「部分的にべたつくけど、乾燥もする」という肌の水分不足が原因のインナードライタイプに必要なのは、みずみずしいうるおいと適度な油分。

みずみずしさで選ぶなら、キュレルが最適!
と言っても、テクスチャー自体はみずみずしいものの、塗布後はしっとりと保湿される点も、インナードライにピッタリでしょう。

乳液まで使えば、キュレルの「セラミドケア」でセラミド産生のサポートも叶います。

 

★アルージェ

アルージェも、しっとりとしつつミスト状の化粧水は、みずみずしさあり◎。また、乳液がジェルタイプなので、水分感高めです。

クリームもやわらかく軽い使用感で、油分過多にはならなさそう!皮脂分泌の気になるときは、乳液までで終わらせるのもいいと思います。

 

④ニキビや肌荒れなど肌不調の時はアルージェとキュレル

ニキビや肌荒れのお悩みがある時は、どちらかというとみずみずしさのあるこの二つがおススメ。

どちらも消炎作用のある有効成分も配合されているので、肌あれ予防にも◎

 

⑤毛穴やキメが整ったなめらかな肌に仕上げたい時はアルージェ

実際に使ってみて、一番キメが整い、なめらか肌に仕上がったのを実感できたのはアルージェ。

キュレルも、比較的なめらかな後肌に仕上がると思います。

 

ミノン・キュレル・アルージェの比較まとめ

いろいろな面で見てみた結果、アルージェはどんな肌タイプにも期待できる有能スキンケアでした。

みずみずしいうるおいがありつつ、敏感肌のこともしっかりと考えられた機能性保湿、界面活性剤なしでナノ化された「天然セラミド」が配合されている点など、敏感肌・乾燥肌にうれしい処方がたくさんあることがわかります。

また、肌の必須成分であるアミノ酸がたっぷり配合された「ミノン アミノモイスト」、セラミド自体は入っていないものの独自のセラミド機能成分で肌のセラミド産生をサポートしてくれる「キュレル」、どちらも独自の観点で敏感肌に寄り添っていることがわかりました。

それぞれの処方や使用感などを参考に、今の敏感肌合ったスキンケアが見つかりますように。

ドラッグストアに行く際は、ぜひ参考にしてみてくださいね!

 

イハダも人気の敏感肌スキンケア

イハダも、ミノン・キュレル・アルージェ同様に人気の敏感肌向け保湿スキンケアです。気になる方はこちらもチェックしてみてください。

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ノブは、皮膚科医も推奨する敏感肌ブランド

NOV(ノブ)Ⅲは、臨床皮膚医学に基いて考えられた敏感肌のためのスキンケア。

刺激に負けない肌づくりをサポートするため、皮膚のバリア機能を高める成分を配合し、高い保湿効果で敏感肌をしっかりケアしてくれます。

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