春が近づくにつれて、いつもと同じようなスキンケアをしていても「肌の調子が良くない」と感じることがありませんか?
これらを総称して“ゆらぎ肌”と言われたりしますが、今回は、ゆらぎ肌とはどんな肌状態を指すのか?原因は何なのか?どんな対策をしたらいいのか?
など、原因や対策方法について解説します。
もくじ
・ゆらぎ肌とは?
・ゆらぎ肌の原因って?
①大気の乾燥
②紫外線のダメージ
③花粉や黄砂、PM2.5
④環境の変化やストレス
⑤生理周期
・ゆらぎ肌の対策やケア方法
①洗顔アイテムの見直し
②スキンケアは保湿を重視
③攻めのスキンケアはお休み
④マスクをする
⑤睡眠とストレス対策
⑥症状がひどい場合は皮膚科へ
・まとめ:肌に負担の少ないスキンケアや生活習慣の見直しで、ゆらぎ肌の時期を乗り切って!
ゆらぎ肌とは?
ゆらぎ肌とは敏感肌の一種で、肌の調子が良い時・悪い時など“肌状態にムラがあること”を表します。
特に、春や秋など季節の変わり目に起こりやすいと言われ、
・乾燥がひどくなる
・いつも使っている化粧品が合わない
・肌がかゆくなる
・肌がピリピリする
などの症状が出ることが特徴です。
ゆらぎ肌の原因って?
現代病の一つともされる不安定なゆらぎ肌の主な原因を解説します。
原因①大気の乾燥
春や秋は、大気が乾燥しやすいシーズン。
肌の乾燥は、バリア機能やターンオーバー機能の低下につながり、ゆらぎ肌の原因となります。
原因②紫外線のダメージ
紫外線量は、春から夏にかけて増えていきます。
厳しい冬の寒さを乗り越えた肌は、ただでさえダメージを受けている状態。バリア機能も弱っているため、紫外線のダメージを受けやすい状態と言えます。
原因③花粉や黄砂、PM2.5
花粉や黄砂、PM2.5にアレルギーがある人は、目・鼻・喉だけでなく肌にも負担がかかります。
これらの刺激で肌荒れを引き起こす人が、近年増加しています。
原因④環境の変化やストレス
春は出会いや別れのイベント事や、就職・転職・異動など職場環境が変わる人も多く、生活の変化でストレスを感じやすい季節です。
ストレスは自律神経の乱れや睡眠などに悪影響を及ぼし、肌のゆらぎにもつながります。
原因⑤生理周期
ホルモンバランスに変化が起こることで生理前・生理中に肌がゆらぐのは、女性特有の悩みとも言えるでしょう。
ゆらぎ肌の対策とケア方法
ちょっとしたケアの切り替えで始められるゆらぎ肌対策をご紹介します。
対策①洗顔アイテムの見直し
肌のゆらぎを感じている時は、いつも使っているクレンジングや洗顔料などを見直してみて。
保湿をしながら落とせるミルクやクリーム系のクレンジング、ダブル洗顔不要のアイテムに変えてみるのもおすすめです。
対策②スキンケアは保湿を重視
乾燥が進むと水分保持やバリア機能が低下し、逆にニキビなどができやすい状態に。
スキンケアでは、保湿成分を多く含んでいる化粧水などと合わせて、美容液やオイル、クリームなどの保湿アイテムも取り入れてみてください。
化粧水をコットンに染み込ませて、コットンマスクをするのも効果的です。
対策③攻めのスキンケアはお休み
バリア機能が低下しているこの時期は、エステや最先端の機能が備わっている美容液など、攻めのスキンケアは見送ってみるのがベター。
この時期は、いつものスキンケアを丁寧に行うなど“守りのケア”を意識して、それでもダメなら、敏感肌用のアイテムや肌の基礎力を高める機能性のスキンケアを使用するといいでしょう。
対策④マスクをする
花粉や黄砂などが肌に付着しないように、マスクで保護しておくことも策。
外出した後は、すぐにクレンジングや、簡単に水で顔をすすいでチリ汚れを落とすことも効果的です。
対策⑤睡眠とストレス発散
睡眠不足は、肌内のセラミドが十分に作られなくなり、肌のバリア機能を低下させる要因に。
ストレスをうまく発散することと合わせて、睡眠を十分にとるよう意識してみてください。
対策⑥症状がひどい場合は皮膚科へ
皮が剥けてしまっていたり、蕁麻疹になっていたりと、症状がひどい場合は皮膚科を受診するのがベスト。
自宅でのスキンケアでどうにかなる場合と、そうでない場合があることを知っておくことが大事です。
まとめ:ゆらぎ肌の原因を知って、肌に負担の少ないスキンケアや生活習慣の見直し対策を!
紫外線の影響や環境の変化、アレルゲンなどが飛び交う季節の変わり目は、ゆらぎ肌に悩む人がいつもよりも増えます。
スキンケアと合わせて、バリア機能を整えるベースメイクや肌負担の少ないアイテムが出ていますので、肌の調子が良くない場合はこれらを取り入れてみると良いでしょう。
また、敏感肌対策と同じように洗顔は優しく、与えるスキンケアは保湿を意識してみてくださいね。