この季節ならではの乾燥も相まって、より肌のエイジングを感じやすい時期。保湿力の高いスキンケア選びにお悩みの人、多いと思います。
そこで今回は、人気エイジングケアブランドから、こちらの化粧水をピックアップ。
(写真上から) ・RedB.A ・ファンケル「エンリッチ化粧液」 |
各ブランドの新技術が詰めこまれた化粧水の成分や使用感、おすすめしたい肌タイプまで詳しくレポートしていきます。
※オルビスユーのローションは、2022年8月に「オルビスユー エンリッチローション」にリニューアルしています。
※ファンケルのエンリッチ化粧液は、2021年9月「エンリッチプラス 化粧液」にリニューアルしています。
※透明感:うるおいによる
※くすみ:乾燥による肌印象
※エイジングケア:年齢応じたケア
もくじ
・オルビスユー ローションの成分と特長
・ポーラ Red B.A ボリュームモイスチャーローションの成分と特長
・ファンケル エンリッチ化粧液の成分と特長
・比較してわかった、肌悩み別おすすめの化粧水は?
#肌へのやさしさ重視なら・・・
#高保湿な化粧水を求めるなら・・・
#特にエイジングケアに期待したい1本は・・・
#コスパが良いのは・・・
#個人的おすすめは・・・
・\まとめ/独自のアプローチと根本ケアが今季の魅力!
毎日のエイジングケアで、肌を育てましょう。
“エイジングケア”の化粧水といっても、アプローチや配合成分はブランドによってさまざま。まずは、それぞれのポイントをまとめてみました。
オルビスユー ローションの成分と特長
180ml/2,970円(税込)
トライアルセット:980円(税込)
2018年10月リニューアル新発売。インナー保湿で肌細胞を活性化し、自立肌へと導く化粧水です。
オルビスユー ローションのエイジングケアアプローチ
✔“細胞フィットネス”をコンセプトに、ハリ肌へ導く。
✔細胞にうるおいを届ける通り道「アクアポリン」に着目。
✔キー成分「キーポリンブースター」がアクアポリンを増やし、うるおいを“全層”に巡らせることで細胞を活性化する。
敏感肌・乾燥肌向けポイント
✔「濃密ウォータージェリー」配合の“超浸透とろぱしゃ感触”。
✔保湿成分「シナノキエキス」配合。
✔弱酸性
✔界面活性剤不使用
✔無油分/無香料/無着色/アルコールフリー
オルビスユー ローションの使い心地は?
みずみずしい+とろみの感触は、オイルフリーのオルビスユーならでは。
高浸透でパシャッと広がり、冬のごわついた肌にも素早くなじみます。
肌表面はやわらかくほぐれ、しっとりとした仕上がりに。
トータルで見ても心地よい使用感でした。秋冬とはいわず、通年で使いたい1品です!
※オルビスユーのローションは、2022年8月に「オルビスユー エンリッチローション」にリニューアルしています。
ポーラ Red B.A ボリュームモイスチャーローションの成分と特長
120ml/9,900円(税込)
2018年9月リニューアル新発売。
肌を再起動し、立体感のあるツヤを生み出す化粧水です。
Red B.A ローションのエイジングケアアプローチ
✔ストレスにより増加する血中ホルモン「コルチゾール」に着目。コルチゾールが増加することで乾燥・たるみ・毛穴の目立ちが進行。また、30代女性が影響を受けやすいと言われている。
✔また、ストレスが続くことで、コルチゾールは居座り、エイジングを定着させてしまう。
✔独自成分「シュードアルテロモナス発酵液T」を配合し、コルチゾールを減少。生き生きとした肌を取り戻す。
敏感肌・乾燥肌向けポイント
✔B.A共通のオリジナル成分「YACエキス」「EGクリアエキス」「アケビ茎エキス」「クジンエキスクリア」「オウレンエキス」配合。
✔無着色/アレルギーテスト済/敏感肌のパッチテスト済/低刺激性
Red B.A ローションの使い心地は?
ゆるゆるっとしたジェルタイプに近い化粧水。
適量(2プッシュ)は少なく感じますが、スルスルと肌に広がり、みずみずしくうるおしてくれます。
今回の3ブランドの中で唯一香りがありますが、上品で控えめ。リラックス感も高いですよ。
また、“エイジングケア”といっても、そのつけ心地やうるおいは比較的ナチュラル。
ベタつきやコクが程よく抑えてあるので、エイジングケア初級者にもぴったりだと感じました。
ファンケル エンリッチ化粧液の成分と特長
30mL/1,870円(税込) ※単品価格
トライアルセット:1,800円(税込)
2018年9月リニューアル新発売。
コラーゲンの質を高め、弾力肌へと導く化粧液です。
ファンケル エンリッチ 化粧液のエイジングケアアプローチ
✔肌内部に5%未満しかないとされる「V型コラーゲン」と、外的刺激に反応するダメージセンサーに着目。
✔「適応型コラーゲンα」がV型コラーゲンなど必要なコラーゲンを満たし、ゆるみのないハリ肌へと近づける。
✔「月見草エキス」がダメージセンサーを活性化。鮮度と質の高いコラーゲンの生成をサポートする。
敏感肌・乾燥肌向けポイント
✔肌にストレスを与える添加物は一切使用しない、無添加処方。
ファンケル 化粧液の使い心地は?
こちらも、ゆるゆるとしたとろみ化粧液タイプ。
重すぎる感じはありませんが、今回の3ブランドの中では一番リッチ感があります。
なめらかな感触で、肌あたりはやわらか。手に吸い付くようなしっとり感が残ります。
肌の見た目はふっくらとし、ハリ感アップに即効性があると思いました。
※ファンケルのエンリッチ化粧液は、2021年9月「エンリッチプラス 化粧液」にリニューアルしています。
比較してわかった、肌悩み別おすすめの化粧水は?
それぞれのブランド・化粧水が持つ強みや、実際の使い心地・仕上がりから「肌悩み×おすすめの1本」をご紹介します。
肌へのやさしさ重視なら、無添加にこだわるファンケル
感触自体は、どの化粧水もやさしく、刺激も感じません。
また、アプローチも対処法でなく、肌内部に働きかけるものばかりのため、ゆらぎやすい敏感肌にもおすすめ。
中でも、ブランド自体が肌へのやさしさや無添加処方にこだわっているという点では、「ファンケル」がおすすめ。
1本の使用目安が1ヶ月に設定されているところも、フレッシュな状態を常にキープでき、他にはない魅力ですね。
また、「オルビスユー」もシンプルさがゆらぎ肌のときにも頼もしい!
「Red B.A」のみ、香り(微賦香)があります。
よりシンプルな付け心地を好む人には「ファンケル」や「オルビスユー」が向いているでしょう。
高保湿な化粧水を求めるなら・・・すべて満足感あり!
どれも表面的ではない、深いうるおいを感じました。
重ね付けをしなくてもハンドプレスで丁寧に入れ込むことで、浸透感や持続性がアップ!
「保湿力」というよりは、つけ心地や仕上がりの好みで選ぶことをおすすめします。
・肌に塗布したときのみずみずしいフレッシュ感がお好みの人=オルビスユー、Red B.A
・とろみやまろやかさがお好みの人=ファンケル
がおすすめです。
また、後肌の仕上がりで選ぶなら、
・みずみずしい仕上がり=Red B.A
・吸い付くような仕上がり=オルビスユー、ファンケル
がおすすめですよ。
特にエイジングケアに期待したい化粧水は・・・美容成分ぎっしりなRed B.A
「Red B.A」は、POLAの最高峰ブランド「B.A」と同じ成分がいくつか配合されており、糖化やくすみにもアプローチが期待できます。
意外にも1回の使用量は他と比べ少なめですが、その中にギュッと成分が詰まっているからか、ハリやうるおいを十分に実感できたことも嬉しいポイントでした。
コスパが良いのは・・・高機能&続けやすいオルビスユー
どのブランドも、機能性や仕上がりはハイレベル。
となると、価格も続けやすさの重要なポイントになりますよね。1ヶ月あたりのコスト(税込)はこちら。
・オルビスユー:990円 ・ファンケル:1,870円 ・Red B.A:3,000円 |
「オルビスユー」は、他の2ブランドと比べて価格の差を感じない程、ハイレベルな内容と使用感。うるおい・仕上がりともに、とても満足度が高いアイテムでしたよ。
個人的おすすめは・・・オルビスユーのローション
どの項目も、すべて僅差でNo.1のものと迷ったのが、まさに「オルビスユー」のローションでした。
一番バランスがとれていて、総合的にみてもこの先購入し続けたい1品。
特に、ファーストタッチの“超浸透トロパシャ感触”が心地良く、毎日の洗顔後にぜひ使いたいなと思えるアイテムでした。
まとめ 独自のアプローチと根本ケアが魅力の化粧水!毎日のエイジングケアで、肌を育てましょう。
今回試した3本は、大手スキンケアブランドのリニューアルシリーズとだけあって、どの化粧水も大きくパワーアップしていました。
試すたび魅力的なものばかりで、「この1本!」と決めきるのが難しかったです。
また、リニューアルを経て、細胞やホルモンなど肌内部に働きかける根本ケアのアイテムが揃ったこともポイント。
エイジングが進みやすく、肌の基盤がゆらぎやすい敏感肌・乾燥肌タイプ。
ぜひ、今の季節・肌にぴったりな1本を見つけて、うるおいの基盤をしっかり作り、健やかな肌を育てていきましょう♪
※透明感:うるおいによる
※くすみ:乾燥による肌印象
※エイジングケア:年齢応じたケア
〈掲載商品一覧〉
オルビスユー ローション
180ml/2,970円(税込)
Red B.A ボリュームモイスチャーローション
120ml/9,900円(税込)
エンリッチ 化粧液
30mL/1,870円(税込) ※単品価格