夏の皮脂・テカリ対策|乾燥肌など肌タイプ別!スキンケア方法

前回の「〔COLUMN〕夏の皮脂トラブル・テカりの原因と対策①」に続き、今回は、その対策についてご紹介します。

肌質・皮脂量には個人差があり、大きく3つのタイプ(皮脂量が「少」「中」「多」)に分けることが出来ます。
自分がどれに当てはまるのかチェックし、適した皮脂&テカり対策・ケアをおこないましょう。

 

皮脂量「少」タイプのおすすめスキンケア方法

◇皮脂量「少」はこんな人

・乾燥肌
・頬はそうでもなく、主にTゾーンがテカる傾向にある
・テカリ以外にも毛穴の開きや肌のくすみが気になる

こんなスキンケアがオススメ

#週に一度の酵素洗顔

テカリが気になる日や週末のケアに、酵素洗顔を取り入れてみましょう。マイルドな洗い心地の酵素洗顔なら、うるおいを残しつつ余分な皮脂を除去してくれます。

その際、洗顔料をしっかり泡立てること・すすぎ残しがないようキレイに洗い流すことをお忘れなく!


#夏らしい保湿ケアにチェンジ

もともと乾燥肌な「少」さんは、夏でも充分な保湿が必須です。たっぷりと水分補給を行い、皮脂膜をしっかりつくってあげましょう。

とはいえ、ベタッとしたテクスチャーでは気持ちの良いケアができません。
そんな時は、皮脂コントロール機能とバリア機能を守る成分(セラミドなど)の配合を両立した夏らしい保湿ケアがピッタリ!肌の水分を油分を正常なバランスに保ってくれるでしょう。

 

皮脂量「中」タイプのおすすめスキンケア方法

◇皮脂量「中」はこんな人

・混合肌
・TゾーンはテカテカするのにUゾーン(あごや頬)は乾燥する
・季節によって肌質や皮脂量が変化する
・Tゾーンのテカりや黒ずみが気になる

こんなスキンケアがオススメ

#クレイで変性皮脂をさっぱり除去

クレイとは、ミネラル成分を多く含む泥。
肌と相性のいい天然素材が、しっかりと毛穴まで入り込んで変性皮脂を落としてくれます。

乾燥も気になるという人は、「Tゾーンのみ」や「週に1度」といった適度な使用がオススメ。最後はぬるま湯で、溶かすようにしっかり落としましょう。


#決まった化粧品にとらわれず、肌が喜ぶケアを

顔の中でもテカリ部分と乾燥部分に分かれる混合肌。
保湿の仕方も、サッパリし過ぎ・ベタベタし過ぎの両極端では、肌が疲れてしまいます。ちょうど良い「みずみずしさ」「パシャパシャ感」のあるもので肌をうるおし、整えてあげましょう。

拭き取り化粧水やオールインワン化粧品もオススメ。
何種類かスキンケアを揃えて、その日の肌と相談しながら適した保湿ケアを心掛けましょう。

皮脂量「多」タイプのおすすめスキンケア方法

◇皮脂量『多』はこんな人

・脂性肌もしくはオイリー肌
・皮脂の分泌が明らかに多く、肌がギラついている
・常にメイクが崩れやすい
・毛穴の詰まりや皮脂の黒ずみなど、皮脂が原因の肌悩みが多いこんなケアがオススメ

こんなスキンケアがオススメ

#スクラブで汚れをさっぱり

ギラギラ肌には洗浄力の強いスクラブが効果的。毛穴の詰まりや古い皮脂などをしっかりと絡めとってくれます。

ただし、ゴシゴシ洗いは厳禁!肌のバリア機能低下につながります。
洗う時は手の体温で少し温めてから、やさしいタッチでスクラブを転がしましょう。
洗顔ブラシなどを取り入れてみるのもいいですね。


#サラサラ肌を目指して徹底ケア

いつでもテカテカしがちなオイリー肌は、皮脂が肌の上にとどまる時間を少しでも短くすることを意識しましょう。

あまりコクのあるものを塗ると肌がべたつくので、引き締め効果のある収れん化粧水やさっぱりとしたジェル・冷感化粧品をうまく使い、保湿だけでなく開いた毛穴をキュッと引き締めてあげることも大事です。
朝の保湿後には、皮脂コントロールエッセンスなどをプラスしてみても良いでしょう。

肌質は人それぞれですが、皮脂の悩みは誰にでもついて回ります。
皮脂を取り除くことだけにとらわれず、もともとの肌質に合ったケアで労りつつ、しっかりと皮脂対策をしていきましょう。

さらに暑くなる夏も、サラッと爽やかな肌をキープしていきたいですね!

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