オイル、クリーム、ウォータータイプ・・・さまざまなタイプから選べるクレンジングアイテム。
その中でも今回は、うるおいと洗浄力の両立が魅力の「クレンジングバーム」を使って比較してみました。
ぜひ、クレンジングバーム選びのご参考になれば幸いです。
クレンジングバームとは?最初はバーム(固形タイプ)の質感。手のひらにとると体温で溶け、そのまま肌にのせてメイクとなじませることで、よりとろけるような心地よさが人気に。 マッサージやトリートメント感覚でも使え、洗浄力と肌当たりの優しさを兼ね備えたのが「クレンジングバーム」です。 |
RMKやデュオなど人気クレンジングバームを使い比べてみました
今回試した3種類のクレンジングバームは、
✔「RMK モイストクレンジングバーム」
✔「DUOザ・クレンジングバーム」
✔「ジュエルスキン クレンジングバーム」
です。
いずれもジャータイプのパッケージで、中にはスパチュラがついています。やわらかいマーガリンのようなテクスチャーで、手に取ると、じんわりとろけてオイルのように。W洗顔不要(1つで、クレンジング+洗顔料の役割)もうれしい特長!
まずは、それぞれのクレンジングバームの特徴をお伝えします。
■RMK モイストクレンジングバームの成分と特長
100g/3,520円(税込)
※この商品は2020年4月にリニューアルしています。
保湿成分:シアバター、マンゴー種子バター、アボカドオイル、ローズヒップオイル、サトウキビ由来スクワラン、オリーブオイルなど。
使用感:マスカット大を手に取り、顔に馴染ませるとするするとなじむ。メイク残りなく、すすいだ後にしっとり感が残る。
✔ピンク色のシャーベットのようでフルーティーな香りが特徴的。 ✔合成、天然などエモリエント剤が多く使用されていて、使用時のしっとり感にこだわった製品。 ✔肌はツルンと仕上がる印象。さっぱりがお好きな方には油膜感が気になるかも。 |
※この商品は2020年4月にリニューアルしています。
■デュオ ザ・クレンジングバームの成分と特長
90g/3,960円(税込)
※この商品は2019年8月にリニューアルしています。
保湿成分:加水分解コラーゲン、加水分解ヒアルロン酸、グルコシルセラミドなど。
使用感:肌にのせた時にもったり感があり、塗布後の見た目は、乳白色でツルンとしたロウのよう。洗い上がりは、さっと流せてすっきりするが、ほどよい保湿感。
✔白色で、RMKよりは少し硬めのテクスチャー。天然のローズの香り。 ✔パラベン・鉱物油・石油系油脂・石油系界面活性剤・合成香料・合成着色料・アルコール不使用。 ✔「RMK クレンジングバーム」よりも天然の成分を多く使用している印象。 ✔W洗顔をしなくてもしっかりと落ちる。 |
※この商品は2019年8月にリニューアルしています。
■ジュエルスキン クレンジングバームの成分と特長
90g/2,750円(税込)
※この商品は2020年10月にリニューアルしています。
保湿成分:シアバター・シラカバなど豊富な植物成分、マリンプラセンタエキスなど。
使用感:「DUOザ・クレンジングバーム」と、見た目・テクスチャー・使用感もほとんど同じで、香りだけが違うのではないかと思ったほど。しいて言うなら、「ジュエルスキン」の方が、ほんの少しだけ洗い流せるまでの時間が早いような気がする 、という程度。
✔白色でテクスチャーは「DUO ザ・クレンジングバーム」とほぼ同じ!香りは、ガムのような甘い柑橘系の香り。 ✔パラベン・鉱物油・石油系合成界面活性剤・エタノール・旧表示指定成分・着色料不使用。 ✔こだわりや主な成分も「DUO ザ・クレンジングバーム」と似ている。 |
※この商品は2020年10月にリニューアルしています。
各クレンジングバームの共通点
3つのクレンジングバームに共通して配合されている洗浄成分は、「トリイソステアリン酸PEG-20グリセリル」というもの。
肌への刺激は少ないと言われている界面活性剤で、乾燥肌や敏感肌でも使いやすそうです。
人気のクレンジングバームを比較!ランキングをつけるなら・・・
どのクレンジングバームも使用感はとてもよく似ていますが、ランキングにしてみるとこんな感じになりました!
1位
ジュエルスキン クレンジングバーム
「DUO ザ・クレンジングバーム」と使用感は似ているのに、価格がお手頃で、「プラセンタエキス」が入っているという点も魅力的。洗い上がりも油膜が残っている感じはなく、しっとりとしていてエイジングケアの効果も期待できそう。
2位
デュオ ザ・クレンジングバーム
天然のローズのような上品な香りが魅力的。成分にもこだわりあり。植物エキスが複数配合されており、しっとりとしていて肌の調子が整いそう。
3位
RMK モイストクレンジングバーム
香りや洗い上がりのしっとり感が良いです。しかし、上記の2つほど、成分にこだわりは見えず、着色料が入っている点もややケミカル寄りな印象です。
クレンジングバームの比較 違いや選び方まとめ
いずれもW洗顔不要で、それぞれ植物エキスや美容成分が配合されており、クレンジングの際の摩擦による刺激もなく、体温でするっと溶けるため、使用感はとても良いです!
✔体温で溶けるとオイル状になるため、まつ毛エクステをしている人は、避けるor使用可能なグルーかどうかサロンの方に聞いてみてください。
✔「DUOザ・クレンジングバーム」「ジュエルスキンクレンジングバーム」には、肌の表面を滑らかにし、保護する「ポリエチレン」という成分が入っているため、気になる方はW洗顔をしたほうがいいかも。
(特に肌トラブルはありませんでしたが、気になったので、途中からはW洗顔に変更しました。W洗顔をしたからと言って肌がツッパリすぎることもなく、クレンジング成分のうるおい膜のみ落ちたような仕上がりに。)
✔「RMK クレンジングバーム」は、浴室にずっと置いていると隙間から水が入り込むため、保管に注意!
クレンジング選びは、スキンケア全体の中でもなかなか難しいアイテムです。今の自分の肌にあった製品を、自分の肌に合う使い方で使用することをおすすめします。
気になる点はありつつも、洗浄力とうるおいの両立は魅力的なクレンジングバーム。クレンジング選びに悩んでいる方は、一度試してみてはいかがでしょう。
他ブランドのクレンジングバームを選ぶ際も、ぜひ参考にしてみてくださいね!