毛穴悩み、あなたのタイプはどれ?
夏の終わりから秋にかけて、肌悩みNo.1と言っても過言ではない毛穴悩み。
一言で「毛穴」と言っても、その悩みは、実は下記の2タイプに分類できます。
まずは、「自分の毛穴悩みはどちらなのか?」を知ることが大切。
その毛穴悩みに最適なスキンケアアイテム・正しいスキンケア方法を選択することが、無駄なく毛穴レスな陶器肌を手に入れる近道なのです。
①毛穴の詰まり(黒ずみ、角質、ゴワつき、吹き出物)
目に見えて毛穴のボツボツが気になったり、肌に触れた時に固くごわついている毛穴悩みタイプ。
・毛穴の黒ずみ
白い角栓の詰まりが見えたら、毛穴詰まりの初期段階。皮脂に古くなった角質が混ざり、それを落としきれていないと「角栓」としてポツポツ毛穴へとなっていきます。
さらに、その角栓が溜まり、酸化や紫外線の影響を受けることで、黒い角栓(毛穴の黒ずみ)へと悪化してしまうのです。
・肌のごわつき、ざらつき
肌の新陳代謝が落ちることから古い角質がうまく剥がれ落ちず、肌表面に溜まっていきます。
結果、肌はごわついて硬くなり、毛穴を塞いでしまい、吹き出物などの毛穴トラブルの原因にもなり得ます。
②毛穴の開き(たるみ毛穴、乾燥、テカリ)
年齢肌や乾燥肌に多い、毛穴の凹凸やザラザラが気になる毛穴悩みタイプ。
また、反対に、皮脂やテカリが気になる方も実は、乾燥肌(インナードライ)の可能性があります。
・乾燥肌、たるみ毛穴
肌のうるおいが足りていないと、乾燥により頬がつっぱり、毛穴開きが目立つ原因に。
また、そこに年齢や紫外線の影響がプラスされることで肌のハリが低下し、毛穴がだんだんと涙型の「たるみ毛穴」に変化。余計に毛穴の開きが目立ちが気になる状態になります。
・テカリ、皮脂(インナードライ)
テカリや皮脂が気になると、さっぱりなスキンケアに好みが変化する上、必要な皮脂までとりすぎるケアをしがち。結果、テカりが気になることで外はベタつき、内側は乾燥が気になる“インナードライ”タイプに。
そして、自分は脂性肌と勘違いしてしまい皮脂ケアを続けることで、ついに肌が皮脂コントロールをできなくなり、「もっと多く皮脂をださなきゃ!」という指令を発信。さらに皮脂が多くなり、テカリが止まらない・・・という、負のスパイラルに陥ります。
毛穴詰まりや開き、毛穴のタイプ別で必要なスキンケア方法
では、上記の異なる毛穴悩みに必要なお手入れを、細かく見ていきましょう。
①毛穴の詰まりタイプ(毛穴の黒ずみ、ごわつき、ざらつき)のスキンケアおすすめポイント
1.洗顔の見直し
第一に、毎日のクレンジングや洗顔の見直しが必要です。
指で角栓を押し出したり、ゴシゴシ洗顔をするのは、絶対にNG。角栓を溶かしだしてくれるようなクレンジングやきめ細かい泡で毛穴の汚れをするんっと優しく落としてくれる洗顔アイテムを選びましょう。
2.拭き取り化粧水やクレイを活用
また、他に“落とすケア”としては「拭きとり化粧水」や「クレイパック」などを使ってみるのも毛穴の黒ずみやごわつきに効果が期待できます。
拭きとり化粧水は、コットンで肌表面の角質を取り去るスキンケアアイテム。敏感肌の場合は、特に優しく拭きとりましょう。何往復もせず、1箇所に1スクロールを意識して。
クレイパックは、肌全体の乾燥を防ぐためにも、小鼻やTゾーン、顎下など毛穴が気になる部分のみ、週2〜3回の使用がベターです。目や口の周りは、皮膚が薄く角質も溜まりにくいため必要ありません。
3.たっぷり保湿ケアを
“落とすケア”の後には、たっぷりの水分による保湿ケアとその水分を蒸発させないための乳液かクリームを使いましょう。
化粧水の他にシートマスクなども活用し、きれいになった毛穴を引き締めるためにもしっかりとアフターケアしましょう。
②毛穴の開きタイプ(乾燥、テカリ、皮脂)のスキンケアおすすめポイント
1.水分たっぷりの保湿ケアを
まず何よりも、うるおいを与える保湿ケアが大切。とろみタイプの濃密な化粧水を使う必要はなく、水分感たっぷりのみずみずしい化粧水をセレクトしましょう。
使う量はケチらず、きちんと適量を使います。乾燥肌は、重ね付けなどたっぷり使うのがおすすめ。
2.シートマスクやコットンパックを活用
シートマスクやコットンパックを活用することで、より効率的に保湿ケアができます。
3.乳液やクリームでしっかりうるおいに蓋を
化粧水の後には、乳液やクリームを必ず使いましょう。ベタつく仕上がりを避けるためにこの行程を省いてしまうと、インナードライによるテカリの原因に。
もともと皮脂が気になる混合肌タイプの人や春夏の気温が高い時期には、油分が少ないサラッとした乳液・クリームやオイルフリー処方のアイテムであれば、重くなりすぎることなくうるおいをキープできますね。
③たるみ毛穴のスキンケアおすすめポイント
たるみ毛穴タイプの肌悩みには、エイジングケアに特化したスキンケアを検討してみてください。
肌にコラーゲン産生を活性化させるような栄養を与えることで、ハリ・弾力をもたらし、肌全体が引き上がるような満足感に。結果的に、たるみ毛穴の悩みが解消されるでしょう。
エイジングケアブランドも、従来のイメージの「べったりとろみ系」ではなく、みずみずしく使いやすいアイテムも最近は主流になってきています。
すべてを一度にエイジングケアへシフトチェンジするのではなく、まずは化粧水、美容液、そして乳液やクリーム・・・と、順番に変えていくと、だんだん使い慣れて、自分の肌にぴったりなアイテムがわかってくるはずです。
毛穴タイプ別スキンケアおすすめまとめ
冒頭でもお伝えした通り、まずは「自分の毛穴悩みタイプ」を知ることが大切!一度、自身の毛穴悩みと向き合う時間を作ってみてはいかがでしょうか。
毛穴悩みは、早めの対処・意識したお手入れで解消が期待できます。ぜひ、自身の毛穴悩みタイプに合わせたお手入れ方法やスキンケアアイテムを見極め、すべすべの陶器肌をキープしていきましょう!
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