“赤ら顔”の原因と対策は?なかなか引かない顔の赤み!赤ら顔におすすめのスキンケアまとめ

顔の一部、もしくは全体の赤みが気になるという方・・・それは「赤ら顔」という肌トラブルのひとつかもしれません。そのため、炎症を伴っていてもそうでなくても、長引かさせないため、しっかりとケアする必要があります。

今回は、そんな「赤ら顔」の原因と対処法についてお話しします。

※美白:メラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぐこと
※透明感:うるおいによる
※くすみ:乾燥による肌印象
※エイジングケア:年齢応じたケア

「赤ら顔」の症状は? 

頬や鼻などの目立つ部分もしくは顔の広範囲など、表れ方はそれぞれですが、総じて肌が赤くなった状態を「赤ら顔」といいます。

□頬や鼻、アゴがいつも赤い。
□赤みがひどく、メイクでも隠せない。
□暑くもないのにいつも顔が赤い。
□皮膚が薄くて毛細血管が透けて見える。
□ニキビ跡の赤みがひかない。
□首から下は白いのに顔だけ赤い。
□敏感肌で肌に合うものがない。

 

「赤ら顔」の主な原因

赤ら顔には、何らかの原因で皮膚表面に近い組織の血液が透けてみえる場合(=毛細血管拡張症)と、皮膚自体が炎症を起こして赤くなる場合があり、以下がそれらの赤みをもたらす原因となります。

皮膚の薄さ

皮膚最上部の表皮が薄いと、皮膚二層目の真皮で密集している毛細血管が透けて見え、赤くなってしまいます。

◇皮膚が薄くなる原因

・過度なピーリングや間違った洗顔法などで肌を削っている。
・加齢によるコラーゲンやエラスチンの減少・生成の衰え。
・加齢による女性ホルモンの減少で、肌が乾燥しやすくなる。

気温による毛細血管の拡張

皮膚の毛細血管は、外気温に合わせ拡張・収縮を繰り返し温度を保っています。

ただし、寒い時期は室内外の温度差が激しく、毛細血管の拡張と収縮も起こりやすくなります。そんな拡張と収縮を繰り返すうちに毛細血管の収縮力が低下し、拡張した毛細血管が戻らなくなり、肌の赤みとして表れます。

✔アルコールや香辛料などの過剰摂取

アルコールや香辛料は、血管(毛細血管を含む)を広げる作用があるといわれています。

さらに、これらを摂り過ぎると、血液中の水分不足となって血流が滞り、血液が溜まりやすい状態に。それらが皮膚の赤みとなって表れることがあります。

✔ニキビによる炎症

ニキビが発生する時、その周辺が炎症で赤くなります。

通常はニキビが治ると炎症も治まり、赤みも消えますが、ニキビが治らないうちに新しいニキビができると、炎症は治らないまま色素沈着し、赤ら顔になってしまいます。

皮脂による炎症(=脂漏性皮膚炎)

皮脂の過剰分泌がおきると、余分な皮脂が空気に触れて酸化。その酸化した皮脂と皮膚の常在菌が反応を起こし、炎症が起きて赤くなります。この赤みの特長は、鼻や鼻の脇など皮脂分泌が多い部分に起きやすいこと。これに合わせ、ニキビによる炎症で赤みが増してしまう場合もあります。

そして、上記以外にも、生まれつきのものやアトピー性皮膚炎薬の副作用(血液の滞り)による赤みが挙げられます。それぞれの原因に合った正しいケアをしていきましょう。

 

「赤ら顔」のケア方法

赤ら顔を改善するために、毎日のスキンケアや基礎化粧品の見直しをしましょう。

□洗顔方法を見直す

何度も洗顔したりゴシゴシ強い力で洗うと、肌に刺激を与え乾燥をもたらし、赤ら顔を悪化させる恐れがあります。そのため、キチンとした方法で洗顔をおこない、必要以上に洗わないことが重要です。

また、クレンジングや洗顔料も低刺激のものを選んだり水分を拭き取る時は清潔なタオルを使うといったことも大切です。

 

□赤ら顔に効果的な化粧品を取り入れる

赤みの原因によって効果的な成分も変わります。炎症や脂漏性皮膚炎による赤みには、「ビタミンC誘導体」が効果的。抗酸化作用や炎症を抑える作用、過剰な皮脂を抑える働きがあります。(※化粧品には「リン酸パルミチン酸アスコルビン3Na(APPSまたはアプレシエ)」や「リン酸アスコルビン酸Na(APS)」と表記されています。)

【ビタミンC誘導体を配合した化粧品】

・アスタリフトホワイト
・ラ・ミューテ
・エトヴォス バランシングライン

また、ニキビ・ニキビ跡による赤みには、抗炎症作用のある成分がオススメ。慢性的なニキビの発生を抑えるため、ニキビ専用のスキンケアラインを使うのも良いでしょう。

【ニキビケア専用の化粧品】

・ルナメアAC
・ノブ AC アクティブ

 

赤ら顔専用の化粧水「しろ彩」もおすすめ

白漢
しろ彩 ラメラローション
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赤ら顔の原因となる毛細血管にアプローチする化粧水

フランスの地中海から抽出した海洋エキスや、和漢植物エキス・3種の保湿成分など厳選成分を配合。デリケートな肌にも使える無添加処方で、赤ら顔を優しくケアします。

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□保湿ケアでコラーゲンの減少を防ぐ

コラーゲンやエラスチンの減少による皮膚の菲薄化や、肌荒れによる赤ら顔には「セラミド」がオススメ。肌がうるおうと新陳代謝が促進され、コラーゲンやエラスチンの減少を食い止めることができます。

また、肌荒れで刺激を受けやすい肌には、炎症を落ち着かせうるおいを補充する効果があります。

【セラミドを配合した化粧品】

・小林製薬 ヒフミド
・エトヴォス アルティモイスト
・ノブⅢ

 

□皮膚科医に相談も

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症状が中度~重度の場合やセルフケアで改善がみられない場合は、皮膚科医や薬剤師に相談しましょう。

皮膚科では「レーザー治療」「光治療」が、また漢方薬では「桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)」「温経湯(うんけいとう)」「桃核承気湯(とうかくじょうきとう)」が血流の改善に効果的といわれています。専門家に話を聞いてもらうことで、早期改善に期待ができるでしょう。

赤ら顔は、皮膚が薄く敏感になっている状態です。慎重にスキンケアを選び、使用も肌の様子を見ながらおこないましょう。上記の対処法を参考に、自分に合う・安心して使うことができるスキンケアが見つかることを願います。

※美白:メラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぐこと
※透明感:うるおいによる
※くすみ:乾燥による肌印象
※エイジングケア:年齢応じたケア

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