ヴェレダ インタビュー(2)スイス本社とドイツの農園、キープラントについて

今回のリアルコスメ ブランドインタビューは、厳選されたオーガニック植物成分を使ったオイルやスキンケアが大人気のブランド「WELEDA(ヴェレダ)」

トレーナーの伊藤さんより伺ったお話の中から、第二話では、スイス本社とドイツにある自社農園、そして、ヴェレダが考える各シリーズのメイン植物成分“キープラント”についてお伝えします。

スイスの本社

ヴェレダ トレーナー 伊藤さん(以下、ヴェレダ 伊藤):
ヴェレダは現在、世界54カ国で展開しており、日本もその1カ国に数えられます。

本社はスイス。ドイツをイメージされている方が多いのですが、ドイツには工場と農園があり、支局に当たります。定番の「アルニカオイル」「ホワイトバーチオイル」などは、“メイド・イン・ドイツ”製品です。

こちらが、スイス本社の写真。
建物を見ると、とてもカラフルな三原色の色が使われていますね。実はこれが“意味のある色”なんです。

赤い建物と青い建物ははっきり見えると思うのですが、間に建っているのは黄色。「ヴェレダさんは、建物も派手なのですか?」と言われがちですが、ここは学問の中の芸術観点から採用されている色で、“静と動の関係”にある建物とされています。

青い建物が「冷静さを司る」本社。そして、赤い建物は「生み出す力」で、ここに工場が入っています。真ん中の黄色い建物は、エントランスとなり、外部や赤、青の建物それぞれのスタッフも打ち合わせは黄色で行う、というような決まりがあります。

 

ドイツの自社農園

ヴェレダ 伊藤:
ドイツにあるヴェレダの農園は、こんな感じになっています。
農園自体の規模は非常に大きく、かなり広大な土地。ヨーロッパ最大級と言われる「バイオダイナミック農園」を所有しており、従業員数もスイス本社と比べて、圧倒的にドイツのほうが大きいですね。

写真に羊が出てくるのですが、「彼らも社員です」という紹介があります。なぜ社員かというと、除草をしてくれから。「彼らもいないと困る!」という話が出るくらい、かなりしっかりアピールされています。

これは「虫のホテル・虫の家」と言われているものです。ヴェレダが虫を飼っているわけではなく、生態系を守るためここに益虫と害虫が半々に住めるような虫の環境をつくっています。

益虫と害虫は、人間が指す言葉で分けるのですが、どちらも自然に備わっているもの。このような形で存在できるようにして、生態系を守るということを行っています。

 

ヴェレダの植物の栽培法

ヴェレダは可能な限り、「野生」と「バイオダイナミック栽培」の植物を取り入れています。
これは、ヴェレダの創設者であるルドルフ・シュタイナーが提唱した“究極のオーガニック”と呼ばれている農法。

もう一つは、いわゆる「オーガニック(有機栽培)」で、これでもヴェレダが目指す植物原料が手に入らない場合は、ヴェレダの基準を満たせば、場合によっては「無農薬」まで使うということを決めています。
ヴェレダはもともと薬をつくっている会社で、患者さんがいるため原料を切らすことができない分、基準を確保するためにも無農薬まで使っているのです。

 

キープラント

ヴェレダ 伊藤:
ヴェレダでは、自然を「キープラント」と捉えます。

「アントロポゾフィー」という、創設者のルドルフ・シュタイナーが考えた学問(日本名:人智学(じんちがく))に基づき、“肌・からだ・心のあらゆる面において、植物が総合的に働きかける”という考え方をします。そして今度は、“科学的にどういう効果が証明されているのか”、きちんと植物がもつ行動・効果を科学的に見ていきます。

このアントロポゾフィーと自然科学の2点から、肌とからだ、心、年代にふさわしい植物を厳選していく考えが「キープラント」につながり、人生80年と言われている中で、「7年周期で、それぞれの植物をあてて考える」という捉え方をしています。

まず、0歳から7歳、そして14歳あたりまでは、「カレンドラ(日本名:キンセンカ)」という黄色い花をキープラントにあてています。こちらは、赤ちゃんのケアにも使われているものです。

その次に使われるのが、この「アイリス」というシリーズ。その後の年代に「ワイルドローズ」シリーズがあり、その上は「ザクロ」に。

それぞれ年代にふさわしいキープラントが設定されていますが、ここであまり年齢を申し上げると、日本人のお客さまにはかなり抵抗があり。日本では「何歳からです」というより、ある程度、肌タイプを据えてお出ししています。
また、日本人のお客さまには年代問わず、「ワイルドローズ」が好評ですね。

ワイルドローズシリーズ

ここで一つ、誤解があってはいけないので申し上げるのですが、ヴェレダは「自然」をキープラントに、いわゆる“植物にいちばん焦点をあてています”という考え方ではありますが、本来は「自然界」なのです。

その自然界は何かというと、人間のほかに鉱物、植物、動物に分かれていて、4つの階層という言い方をします。人間がえらいわけではなく、人間が不調を訴えたときに“ほかの3つ(鉱物、植物、動物)から恩恵をいただく”という考えで、その代表的なものが。実は「植物」。人間にもっとも親しい要素なのです。
(ベジタリアンやビーガンのお客さまには「なんで動物が入っているのですか」とお叱りをいただくのですが、具体的には動物は殺生しないもので、蜂蜜や蜜ろう、ラノリンなどがあがっています。)

 

オーガニック認証の
ネイトゥルーマーク

ヴェレダ 伊藤:
こちらは「ネイトゥルーマーク」というもので、オーガニック認証のひとつです。

これも裏話になりますが、ヴェレダも発起人の一員。
オーガニック認証は、けっこう国によるところが多く、ヴェレダはドイツ仕様の製品が多いため「BDIH」をつけていることが多いのです。また、当時はフランス仕様の製品も多く、「エコサート」と「BDIH」など認証をつけていたりつけていなかったりすると、「そもそもオーガニックかどうかの基準」があいまいということにも。

そこに反応されるのが、日本人のお客さま。日本はやはり、認証文化です。
「これではものの売れ行きに関わってしまう」と、本国からもそういう意見があがったということから、世界共通で使える「ネイトゥルー」というオーガニック認証を立ち上げました。
「ドクターハウシュカ」さんや「トリロジー」さんなどもここに入っています。

 

→第三話では、ヴェレダのキープラントを生かした各シリーズについてお話しいただきました。

 

▷WELEDA公式サイト

 

ヴェレダ インタビュー記事

ヴェレダ インタビュー(1)ヴェレダ誕生の歴史、はじまりは医薬品として

・ヴェレダ インタビュー(2)スイス本社とドイツの農園、キープラントについて

ヴェレダ インタビュー(3)各スキンケアシリーズの特長や使用感

ヴェレダ インタビュー(4)リニューアルしたワイルドローズシリーズ

ヴェレダ インタビュー(5)リアルコスメ世代の女性へおすすめシリーズは?

 

リアルコスメ掲載中の
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