dプログラムのクリームどっちを選ぶ？【違いと選び方】スキンリペアとバイタライジングの成分・期待できる効果を比較

敏感肌研究50年！資生堂の“ときどき敏感肌”に向けたスキンケアブランド「dプログラム」。
誰の肌にも存在し、美しい肌の鍵とされる“美肌菌”に着目した人気アイテムが多数展開されています。

今回は、そのdプログラムから発売されている2種類の保湿クリームについて成分から使用感まで違いを詳しくレビューしていきたいと思います。

●スキンリペアクリーム
 ●バイタライジングクリーム

どちらも大人気で魅力的なクリーム！その選び方に迷いますよね。2種類で迷っている方も、今の肌にぴったりな保湿クリームを使いたいと考えている方も、ぜひご参考いただければ幸いです。

▼dプログラムの化粧水や乳液などスキンケアシリーズについてはこちら
関連記事：dプログラムはどれがいい？化粧水を比較してみた違いや選び方【全5種類でおすすめの年齢層・組み合わせ】

▼dプログラムの化粧水＆乳液 7日間トライアルセットも発売中5タイプの化粧水・乳液から選べるトライアルセット

※美白：メラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぐこと
※透明感：うるおいによる
※くすみ：乾燥による肌印象
※エイジングケア：年齢応じたケア

もくじ

・【比較表】dプログラムのクリーム2種類
 ・スキンリペアクリームの成分と期待できる効果
 ・バイタライジングクリームの成分と期待できる効果
 ・【クリームの選び方】こんな肌悩みにはどっちが効果的？
・dプログラムクリームのQ＆A
・アレルバリアシリーズのクリームも人気
・dプログラムの化粧水と乳液は全部で5シリーズ
 ・dプログラムのクリームの違い・比較まとめ

【比較表】dプログラムクリーム2種類の違い

まずは2つのクリームの違いを比較表にまとめてみました。

商品名	スキンリペアクリーム	バイタライジングクリーム
価格容量	45g/3,960円(税込)	45g/6,490円(税込)
コスパ	1回/約26円 ※朝・晩使用約2.5ヶ月分	1回/約43円 ※朝・晩使用約2.5ヶ月分
目的	保湿＆肌荒れケアくり返しがちな肌荒れ予防ケア&うるおい密封クリーム	保湿＆エイジングケア敏感肌のハリ低下ループに着目！本格エイジングケアクリーム
メイン成分	2種の抗肌あれ有効成分：トラネキサム酸・グリチルリチン酸ジカリウムその他：スキンリペアコンプレックス	抗肌あれ有効成分：グリチルリチン酸ジカリウム美白有効成分：m-トラネキサム酸その他：バイタライジングコンプレックス
香り	なし（無香料）	なし（無香料）
テクスチャー	ゆるっとやわらかいなめらかジェルクリーム	コク・ぽってりとした硬さのなめらか濃密クリーム
使用感	中うる外サラ	ピタッと高密着
おすすめ肌悩み	#敏感肌 #カサつき #肌荒れ #ニキビ #乾燥小じわ	#敏感肌 #肌荒れ #年齢肌 #ハリ低下 #乾燥小じわ
商品名	スキンリペアクリーム	バイタライジングクリーム

有効成分はほぼ同じ

・グリチルリチン酸ジカリウム
・トラネキサム酸

有効成分の内容としては「グリチルリチン酸ジカリウム」と「トラネキサム酸」と同じです。（バイタライジングクリームには「m-トラネキサム酸」とありますが、呼称の違いとのことです。）
どちらも肌荒れ防止有効成分として認証されており、トラネキサム酸は美白有効成分としても認証されています。

バイタライジングクリームのみ“美白ケア”について言及されているので、価格からみてもトラネキサム酸の配合量が多いなどの違いはあるかもしれませんが、どちらも“肌荒れ予防”・“シミ予防”にアプローチできるアイテムと考えてよさそうですね。

違いは価格・配合成分・使用感

配合成分について、上記の有効成分は同じですが、異なるのはその他の保湿成分と処方。

スキンリペアクリームは、うるおい密封&肌荒れ予防に着目した複合成分「スキンリペアコンプレックス」を配合。
保湿成分（オリーブ葉エキス、ヒドロキシプロピルβ－シクロデキストリン、ヨモギエキス、グリセリン）から構成されていて、うるおいを与え、肌を健やかに保ち、肌の生まれ変わりをサポートしてくれるそうです。一方で、エイジングケアのバイタライジングクリームは、「バイタライジングコンプレックス」として、ハリ保湿成分（ニーム葉エキス、海藻エキス、グリセリン、オノニスエキス）を配合。
敏感肌処方ながらハリ保湿ケアが実現されています。

テクスチャー・使用感の違い

また、このような配合成分や目的の違いから、使用感も異なります。

●スキンリペアクリーム：中うる外サラ、うるおうのにベタつかない使用感
●バイタライジングクリーム：なめらかでピタッと高密着、ふっくらとしたハリをキープ

▲左）バイタライジングクリームは、こっくりと濃密さが感じられる。右）スキンリペアクリームは、ジェルクリームのようなみずみずしさも。

▲どちらものび、肌なじみ共にいい！左）バイタライジングクリームはピタッと高密着感で、真冬やナイトクリームにも安心。右）スキンリペアクリームはみずみずしく夏場や朝にも使いやすい。

✔どちらも無香料どちらも香りがついていない無香料の点は共通です。

価格・コスパの違い

●スキンリペアクリーム：45g/3,960円(税込)
●バイタライジングクリーム：45g/6,490円(税込)

価格としては、約1.6倍違います。
ハリ保湿成分・濃密なうるおい感が価格の差ではないか、と感じました。

dプログラムスキンリペアクリームの成分と期待できる効果

スキンリペアクリーム
45g/3,960円(税込)
1回あたり約26円（朝・晩使用約2.5ヶ月分）

肌荒れ予防＆うるおい密封のクリーム

2種の抗肌あれ有効成分配合で、繰り返す肌あれにも速攻ケアの保湿クリーム。
角層の深部にうるおいを閉じ込め、密封する処方で、外表面はベタつかない“中うる外サラ”の使用感が魅力です。

全成分一覧

【有効成分】
トラネキサム酸,グリチルリチン酸ジカリウム

【その他の成分】
酵母エキス（３）,オリーブ葉エキス,１，３－ブチレングリコール,ヒドロキシプロピル－β－シクロデキストリン,ヨモギエキス（２）,トレハロース,キシリット,エリスリトール,濃グリセリン,精製水,ジプロピレングリコール,２－エチルヘキサン酸セチル,無水ケイ酸,ベヘニルアルコール,α－オレフィンオリゴマー,硬化油,テトラ２－エチルヘキサン酸ペンタエリトリット,ポリオキシエチレン（１４）ポリオキシプロピレン（７）ジメチルエーテル,ポリオキシエチレンベヘニルエーテル,ワセリン,カルナウバロウ,バチルアルコール,デカメチルテトラシロキサン,ポリエチレングリコール１５００,架橋型Ｎ，Ｎ－ジメチルアクリルアミド－２－アクリルアミド－２－メチルプロパンスルホン酸ナトリウム共重合体,トリメチルシロキシケイ酸,メチルポリシロキサン,重質流動イソパラフィン,クエン酸ナトリウム,メタリン酸ナトリウム,サクシノグルカン,クエン酸,ピロ亜硫酸ナトリウム,フェノキシエタノール

スキンリペアクリームの使用感レビュー

軽やかなジェルのようなみずみずしさも感じるクリーム。肌の上でもすっとのび、溶け込むようなみずみずしい心地よさは、夏場にサラッと保湿ケアしたいときや朝のメイク前にも嬉しい使用感です！

ニキビや皮脂っぽさによる肌荒れが気になるときにも油分感が重くない。そのため、周期的なニキビ、アンバランスな混合肌に悩む時期の救世主としても常備したいアイテムでしょう。

▷詳細をみる

dプログラムバイタライジングクリームの成分と期待できる効果

バイタライジングクリーム
45g/6,490円(税込)
1回あたり約43円（朝・晩使用約2.5ヶ月分）

ハリ&保湿のエイジングケアクリーム

2022年秋発売！敏感肌特有のハリ低下の要因にアプローチするエイジングケアクリームです。
抗肌あれ有効成分に加えて美白有効成分も配合。繰り返す肌あれやシミ・そばかすも防ぎ、デリケートな大人の肌にぴったり！

全成分一覧

【有効成分】
トラネキサム酸,グリチルリチン酸ジカリウム

【その他の成分】
酵母エキス（３）,ニーム葉エキス,海藻エキス（４）,海藻エキス（１）,オノニスエキス,セイヨウサンザシエキス,イザヨイバラエキス,精製水,濃グリセリン,１，３－ブチレングリコール,デカメチルテトラシロキサン,ジプロピレングリコール,メチルポリシロキサン,α－オレフィンオリゴマー,マルチトール液,ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体,ワセリン,メチルフェニルポリシロキサン,ジメチルジステアリルアンモニウムヘクトライト,エリスリトール,トレハロース,キシリット,ポリエチレングリコール６０００,重質流動イソパラフィン,トリメチルシロキシケイ酸,Ｎ－ラウロイル－Ｌ－グルタミン酸ジ（フィトステリル・２－オクチルドデシル）,メタリン酸ナトリウム,ピロ亜硫酸ナトリウム,ポリオキシエチレン（１４）ポリオキシプロピレン（７）ジメチルエーテル,フェノキシエタノール

バイタライジングクリームの使用感レビュー

こっくり濃密ながら、なめらかに肌にのび、違和感やもたつき、重さが残りません。期待以上の“ピタッと高密着”で、この使用感や仕上がりに高い工夫が施されていることを感じました。

夜使えば、翌朝は肌のなめらかさやハリ感がいつもと違うかも？と使う度に肌変化を感じられ、気分が高まります。秋冬の乾燥時期にはもちろん、“夜用クリーム”としてもおすすめしたい一品！

▷詳細をみる

【dプログラムクリームの選び方】こんな肌悩みにはどっちが効果的？

Q.エイジングケアには

エイジングケアを意識したい人には「バイタライジングクリーム」一択！ハリ保湿成分を感じられる後肌、高密着ななめらかさを求めるときにぴったり◎
「バイタルアクトシリーズ」の化粧水＆乳液とライン使いすれば、かなり濃密なエイジングケアが叶いますよ。▲かなり濃密で、真冬のケアにもおすすめ。個人的には、少しみずみずしさもある美白ライン「ブライトニングシリーズ」や毛穴ケア「バランスケアシリーズ」と合わせるのが好み。