ブランド誕生から30周年を迎えた、常盤薬品工業株式会社による敏感肌のためのブランド『NOV(ノブ)』。 今回は、常盤薬品工業株式会社のオフィスにお伺いし、ノブ事業部担当者の方にリアルインタビュー。ノブの想いや商品の選び方を聞いてみました。 |
―第二話では、ノブのスキンケアの中で、敏感肌・乾燥肌の人にまず最初に使ってほしいシリーズについて教えていただきました。
NOV担当者(以下、NOV):
ノブの敏感肌向けシリーズは主に3つあります。
『ノブⅡ』が最初に出て、そのバージョンアップとして『ノブⅢ』が誕生しましたが、Ⅱは不動の人気があり、廃盤にできなかったんです!それから十何年間、Ⅱ、Ⅲの2シリーズで販売され、昨年『ノブL&W』が発売。ラインナップは全部で3つになりました。どれも低刺激で、刺激性や安全性の度合いについては同じ基準で作られています。
どの敏感肌にも、まずは「ノブⅢ」を使ってもらいたい!
NOV:
ノブⅢは、やはり皮膚のバリア機能を改善するのに適しています。アトピー性皮膚炎だとバリア成分自体がそもそも少なく、バリアがない状態。バリア機能が根本に整っていないと、どんな化粧水や乳液を使ってもただ流れていってしまうだけなのです。
そこを一番に考えたのがⅢなので、どの敏感肌にもまずはⅢを使ってもらいたいですね。
ノブⅢのローションの「R」と「L」の違いは?NOV: |
ノブⅡとⅢの違いは?
―ⅡのバージョンアップがⅢということで、似ているイメージの2シリーズについて違いを聞いてみました。
NOV:
アトピー素因やアレルギー素因を複数お持ちで、何の植物や食物にかぶれるか分からない…そういう方のために極力成分数を少なくして、保湿&肌を守るのがノブⅡの特長です。
一方で、ノブⅢの方が成分数が多く、セラミド・NMF・スクワラン(=アミノ酸の一種)、すべてバリアの3つの因子にかわるものをトータルで入れています。また、“美肌への憧れ”というところも考え、くすみをオフする保湿成分を入れています。肌の安定という点にはⅢが一番貢献すると思いますね。
精製度も高く、配合成分数が少ないⅡは、何に荒れるか分からない方に。そして、少し落ち着いたらⅢに移行してもらう、という流れです。年齢と共に、シミ・シワ・たるみといったお悩みが出てきた方には、L&Wを選択していただいています。
浸透感の高さも、Ⅲが一番。
NOV:
ノブⅢの方が浸透が早く、肌に馴染むような浸透感が特長です。表面はベタベタしないのに中はしっかりとうるおい、長時間持続。2〜3時間後にふと気づくと、まだうるおっているんです!
肌と同じ成分はそれだけ馴染みやすく、とにかく肌にきちんと浸透し、角層に食いついていく。まずは、角層をひたひたにうるおすことで初めて次の細胞が生まれてくるので、中がうるおうことを重視しています。
Ⅱは、肌にヴェール(膜感)を張るようにもったりしていて、サラサラだけど残るタイプ。浸透感はⅢが一番ですね!
ノブのスキンケアシリーズの違い
お話を聞くまで、NOVⅡ、Ⅲの違いや選び方を知りませんでした。「まず最初に、Ⅲで肌を整える」というメソッドを覚えておきたいですね。その時の肌状態に合わせて、うまく整えていくことが美肌の基本なのだと感じました。
〔ノブⅡ〕←→〔ノブⅢ〕←→〔ノブL&W〕
アレルギー因子←→敏感肌・肌荒れ全般←→年齢肌
第三話では、昨年新発売された年齢肌のためのシリーズ『ノブL&W』について詳しくお伺いしたことをまとめます。
NOVのスキンケアシリーズ一覧
常盤薬品工業 NOVインタビュー記事第一話:徹底した安全性試験で、皮膚科医も推奨するスキンケアブランド。 第二話:ノブの中で、まず最初に使ってほしいシリーズは? |